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地域通貨は新しい消費の形を導くか [ヨモヤ]

日本経済新聞の日曜紙面に、
「地域通貨が導く消費の未来」
と題した記事が掲載されていた。。
副題として、
「人と人との関係を再構築する手段なのだ」
と記されている。

さっと読める記事であり、深掘りされた内容ではないが、
日曜の朝、
地域通貨の現状やこれまでの経緯などをおさらいするにはちょうどよかった。

そこでは埼玉県飯能市の「Hello,againコイン」が紹介されている。
24店の店が参加している、というから、地域通貨としてもごく小規模のものである。
特徴は、
チップ機能がある、
3カ月以内に使わないと失効する、
といった点だという。

「腐るお金」
「減価するお金」
といった仕組みは、地域通貨を志す多く人に共通の思想だと思うが、
以前はそれを実行する方法が難しかった。
今なら、デジタルでそれを行うことができる。

記事の中には、
「消費とは、豊かさを何かを追及する旅のようなもの」
という言葉がある。
日々の買い物に、いちいち深い意味を持たせることはちょっと現実的ではないかもしれないが、
消費すること自体が、
つながりや応援の意味を持ち、
そこに「楽しさ」や広い意味での「幸せ」が生まれれば、
消費の形が変わってくるかもしれない。
消費の形が変われば世の中が変わってくるかもしれない。
通貨にはそれだけの力がある。

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