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国家ブランド指数で日本は世界第2位 [ヨモヤ]

経済に関係する様々な指標で日本の地盤沈下が続いている。
もはや先進国ではない、
といった辛辣な意見も聞かれる。
確かに経済の面では窮地が続いているが、
日本という国に対して尊敬や愛着を持ってくださる方が少なくないのも事実である。

パリに本社を置くグローバル・マーケティング・リサーチ会社「イプソス」が発表した
「国家ブランド指数」という調査によれば、
日本は3位から2位に上昇したのだという。
世界の第2位である。

この指標は、世界60ヶ国の
「国民性」「観光」「文化」「輸出」「国家のガバナンス」「移住・投資」
の魅力を評価して、国のブランド力としてランク付けしているもの。
18歳以上の成人を対象に6万件以上のオンラインアンケートを実施した結果を集計しているのだという。

ベスト10はこんな感じである。

第1位 ドイツ
第2位 日本
第3位 カナダ
第4位 イタリア
第5位 フランス
第6位 イギリス
第7位 スイス
第8位 アメリカ
第9位 スウェーデン
第10位 オーストラリア

ドイツは6年連続の1位であり、
「輸出」「移民・投資」「文化」が高く評価されているとのこと。
日本は「輸出」「観光」「文化」で評価されているという。

欧米に偏ったランキングで、ほとんどがヨーロッパ。
そこに日本が割り込んでいることに意味があるというべきか、
欧米に偏ったランキングで、あまり意味はないと考えるべきか。
解釈はいろいろあるだろうが、
何にしても世界で評価していただいているのは嬉しいことである。

日本に生まれたというだけでだいぶ得している。
それは忘れないようにしたい。

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