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独走どころか崖っぷちのソフトバンク [ヨモヤ]

去年のオフシーズン、
福岡ソフトバンク・ホークスが強力な補強をした。
FAの最大の目玉だった日本ハムの近藤、
ロッテで無双ぶりを発揮したオスナに加え、
レンジャースから有原、
DeNAから嶺井、
阪神からガンケル、
と次々に獲得。
早々に2023年シーズンのソフトバンク独走を予想する人も少なくなかった。

しかし、積極的な補強をしたチームが必ずしも優勝できるわけではないことは、
プロ野球の歴史が証明している。
ソフトバンクについては千賀が抜けるというマイナス面もあり、
「だからといってソフトバンク独走とも限らない」
とブログに書いた。
https://matoko.blog.ss-blog.jp/2022-12-12-1

前半戦を終えて、
予想どおり、というか予想以上にソフトバンクは苦戦している。
新戦力の目玉である近藤とオスナは力どおりに活躍しているし、
衰えが心配された柳田も躍動している。
しかし若手の伸びが投打とも今一つである。

それでも10日ほど前まではオリックスと首位争いをしていたのだが、
前半戦最後の9試合を全敗してしまった。
9連敗はダイエー時代の1996年以来27年ぶり。
「3カード連続の3連敗」は球団史上初。
パ・リーグではシーズン中に9連敗したチームの優勝はない、
というから、崖っぷちに近いところまで追いやられたと言えなくもない。
さらに、モイネロが今シーズン絶望というから、
弱り目に祟り目とはこのことであろう。
オールスター戦に、ソフトバンクで芽が出なかった
大竹と田中が別のチームで出場するのも皮肉である

しかし、これだけ負けても、
まだ首位と5.5ゲーム差である。
諦める差ではない。
戦力的には圧倒しているのだから、
他のチームに疲れが出てくる夏から秋にかけて勝ちを重ねる可能性はある。

ソフトバンクが強過ぎるのも興醒めだが、
こんなに負ける姿も見たくない。
ペナントレースはここからである。
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