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「あ、そういえばAKBの総選挙やってたんだ」という感じになった [ヨモヤ]

かつて、大島優子さんと前田敦子さんのライバル関係は、国民的関心事だった。
指原莉乃さんの成り上がりっぷりも、大きな話題になった。
あの頃、総選挙といえば完全にAKBのことだった。

今も、総選挙と言われて、衆院選を思い浮かべる人よりはAKBの方が多いかもしれない。
しかし、以前の熱狂は、もう帰ってこない。
大島さんも前田さんも渡辺麻友さんもグループにはいない。
指原さん、柏木由紀さん、山本彩さんらは、立候補していない。
現在は、AKBグループのビッグイベント、という感じの位置づけであろう。
国民的行事、ではなくなった。
まあ、それが当たり前ともいえる。

お祭りは、仕掛けが大きいほど、思い入れが深いほど、加速度的に盛り上がりを増すものだが、もうAKB総選挙にそうした熱い時代は来ないだろう。
そういうものである。
何にでも旬というものがあり、それが永遠に続くことはあり得ない。
ビジネスとしてのうまみがあるため、総選挙自体は続くのかもしれないが、ファン以外の人にとっては「いつの間にか終わっていた」というイベントになっていくのではないかと思う。
乃木坂や欅坂がガチで参加するようなことになれば、その年の注目は格段にアップするだろうが、長い目で見ればマイナス面の方が多く、そうした無茶はしないだろう。

さて今年の1位は、21歳にして10年連続当選を果たした、SKEの松井珠理奈さん。
名古屋での開催に花を添えられた。
個人的に応援していた(といっても投票したわけでもないし、何か知っているわけでもないが)岡田奈々さんは、第5位。
順調に順位を上げているが、かつての上位陣がすっぽり抜けたことを考えれば、もう少し上に行ってほしかった気もする。

AKBメンバーの方々も、ファンの皆さんも、総選挙が過ぎると、何か大きなものが終わったような気になられるのかもしれない。
もうやめた方がいい、と思う人も多いと思うが、楽しみにしている人もたくさんいるはずだから、外野がとやかく言うことではない。
熱い時代はもう帰ってこないだろうけれど。

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