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新潮文庫の100冊 [ヨモヤ]

「夏」と聞いて、何を思い出すかは人それぞれである。
海、という人は多いだろうし、
祭り、花火、という人も沢山いそうだ。
甲子園、という人もいるだろう。

さすがに、「夏」と聞いて、初っ端に「新潮文庫の100冊」という人はあまりいないだろうが、
視界のどこかに入る人は結構いるだろう。
私もその一人である。
このところの私は主にビジネス書を読んでいるので、小説の類からはちょっと離れているが、
それでもやはり気になる。
100冊に入るような本は、目を通しておきたくなる。

膨大な書籍の中から100冊に入るということは、
一定の基準をクリアしているのだろう。
目利きが選んだ本に触れるのはうれしい。
中には、「あれ?」というものもある。
どうして「これが100冊に入ってるんだ?」と感じたことも、一度や二度ではない。
それでも、だまされたと思って読んでみようと思う。
それが「新潮文庫の100冊」の力である。

今年のラインナップを見てみると、「異邦人」「金閣寺」といった定番も引き続き多く含まれていて、
親しみのある顔ぶれである。
もちろん、未読の作品も数多くある。
夏らしく、何冊か読んでみよう。
「ああ、あの年読んだな」
と思い出せるような、印象深い本との出会いに期待したい。

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