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結局、今回も大接戦になるだろうアメリカ大統領選挙 [ヨモヤ]

日本にいて、日本のマスコミによる報道だけを見ていると、
トランプ大統領の再選はありえないような気がしてくる。
しかし、前回の大統領選挙でも、日本ではトランプ氏が勝つことはないと見られていた。
だから、今回もどうなるかわからない。
何より、2期目を目指す大統領は強い。
普通なら、負けるはずのない戦いでもある。

数々の失言、暴言に加え、
コロナウイルスへの対応のまずさから、
一時期、民主党候補のバイデン氏とトランプ大統領の支持率には大きな差がついた。
しかし、最近になって、その差は詰まってきているようだ。
トランプ大統領が支持率回復につながる劇的な手を打ったようにも思えないが。

直近のCNNの調査によれば、
50%が民主党のバイデン氏とカマラ・ハリス氏を支持し、
46%がトランプ大統領とマイク・ペンス副大統領を支持しているとの結果が出たそうだ。
記事によれば、4ポイントは「誤差の範囲」なのだという。
つまり、今選挙をやっても、どちらが勝つかわからないという状況である。

トランプ大統領は、共和党支持者をまとめているらしい。
いわゆる岩盤と称される支持基盤である。
また、男性では、
トランプ氏支持が56%、バイデン氏支持は40%、
となっていて、性別による支持もかなり鮮明になっている。

どちらが当選するにせよ、親日的な政策運営をしていただきたいところだが、
アメリカの眼中に日本はあまりないだろう。
中国を凝視しているので、間にいる日本が目に入ってくる、という感じだろうか。
だから、高望みはすまい。

願わくば、不正のない、遺恨の残らない選挙をしていただきたいものである。
近年の大統領選挙は、民主主義の頂点というより、泥仕合の様相を呈している。
主張すべきは思い切り主張し合い、ただし、相手を尊重しながら、
そして結果が出たら、すがすがしくたたえ合う。
そんな気持ちのいい選挙になることを願いたい。
もちろん、かなわないと思うけれど。

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