映画評 「思い、思われ、ふり、ふられ」 [映画評]
またまたまたまた漫画原作の映画化。
というか、メジャー系の映画にあっては漫画原作以外を探す方が難しいくらいだ。
まあ、別に漫画原作でも構わない。
その証拠に私は、漫画原作の映画を、金を払ってどしどし観に行っている。
しかし、当たりはごくごくわずかである。
漫画原作の場合、原作に引きずられるからだろうか。
いろいろ気を使うところが増えてしまうからだろうか。
オリジナル脚本のような熱がこもらないからだろうか。
「ちはやふる」「ピンポン」といった大成功例もあるので私は懲りずに観に行くが、コケ率は非常に高い。
本作は、咲坂伊緒さんのコミックを原作にした青春ラブストーリー。
内容は、タイトルでどしどしネタバレしているとおり。
設定がちょっと凝ってるが、ようは思い思われ、ふりふられる話。
監督は、こっち系作品の手練れと言っていい存在の三木孝浩さん。
「僕等がいた」 「ホットロード」「アオハライド」「先生!、、、好きになってもいいですか?」
などに続く漫画原作の映画化となる。
手際のよさや観たい場面を届ける手腕はさすが。
夏祭りあり、学園祭あり、なにやらかにやらのわちゃわちゃあり。
すっと通り過ぎてしまう映画で、残るものはなにもない感じだが、これはこれでいいのかも知れない。
もう少しなんとかならないのか、という思いは、それでも残るが。
主演は、今まさに波に乗っている浜辺美波さん。
本作でも映画を引っ張るが、いかんせん本が弱い。
お相手は北村匠海くん。
「君の膵臓をたべたい」のコンビが復活した形で、息は合っているのだが、新鮮味はない。
ここに、福本莉子さんと赤楚衛二くんが絡み、思い思われる関係ができあがる。
福本莉子さんは地味な感じの女の子、という序盤の役回りだが、それにしては可愛過ぎてしっくりこない。
赤楚衛二くんは、いかにも仮面ライダー。
この4人のうち北村くんを除く3人が、9月公開予定の「映像研には手を出すな!」に出演しているようだ。
これも漫画原作。
まあ、いいけど。
「思い、思われ、ふり、ふられ」は、そうだろうなあ、という範囲内の映画。
予告編から想像される範囲から少しも踏み出していない感じだが、まあ、これはこれでいいのだろう。
観終わった瞬間から忘却が始まってしまうけれど。
というか、メジャー系の映画にあっては漫画原作以外を探す方が難しいくらいだ。
まあ、別に漫画原作でも構わない。
その証拠に私は、漫画原作の映画を、金を払ってどしどし観に行っている。
しかし、当たりはごくごくわずかである。
漫画原作の場合、原作に引きずられるからだろうか。
いろいろ気を使うところが増えてしまうからだろうか。
オリジナル脚本のような熱がこもらないからだろうか。
「ちはやふる」「ピンポン」といった大成功例もあるので私は懲りずに観に行くが、コケ率は非常に高い。
本作は、咲坂伊緒さんのコミックを原作にした青春ラブストーリー。
内容は、タイトルでどしどしネタバレしているとおり。
設定がちょっと凝ってるが、ようは思い思われ、ふりふられる話。
監督は、こっち系作品の手練れと言っていい存在の三木孝浩さん。
「僕等がいた」 「ホットロード」「アオハライド」「先生!、、、好きになってもいいですか?」
などに続く漫画原作の映画化となる。
手際のよさや観たい場面を届ける手腕はさすが。
夏祭りあり、学園祭あり、なにやらかにやらのわちゃわちゃあり。
すっと通り過ぎてしまう映画で、残るものはなにもない感じだが、これはこれでいいのかも知れない。
もう少しなんとかならないのか、という思いは、それでも残るが。
主演は、今まさに波に乗っている浜辺美波さん。
本作でも映画を引っ張るが、いかんせん本が弱い。
お相手は北村匠海くん。
「君の膵臓をたべたい」のコンビが復活した形で、息は合っているのだが、新鮮味はない。
ここに、福本莉子さんと赤楚衛二くんが絡み、思い思われる関係ができあがる。
福本莉子さんは地味な感じの女の子、という序盤の役回りだが、それにしては可愛過ぎてしっくりこない。
赤楚衛二くんは、いかにも仮面ライダー。
この4人のうち北村くんを除く3人が、9月公開予定の「映像研には手を出すな!」に出演しているようだ。
これも漫画原作。
まあ、いいけど。
「思い、思われ、ふり、ふられ」は、そうだろうなあ、という範囲内の映画。
予告編から想像される範囲から少しも踏み出していない感じだが、まあ、これはこれでいいのだろう。
観終わった瞬間から忘却が始まってしまうけれど。
祝!クレヨンしんちゃん30周年 ~しんちゃんに助けられてきた~ [ヨモヤ]
クレヨンしんちゃんが、連載開始から30周年を迎えたらしい。
めでたい。
クレヨンしんちゃんがあってよかった、と思う。
私にとって、というか私の家族にとって。
この漫画に励まされた人は少なくないだろう。
うちもそうだ。
成長するにつれて、徐々にしんちゃんから巣立って行ったが、
近頃になって、また戻ったりしている。
改めて見直してみると、しみじみいい作品だと思わせてもらえることがある。
笑えて、
そして、ホロリとする。
最近は、しんちゃん映画には行っていない。
何年間も続けて裏切られたので、評判がよくてもちょっと観に行く気にはなれない。
この前、久しぶりに
「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
をDVDで観た。
素晴らしさに圧倒された。
まいった。
テレビにも名作とされる回が少なくない。
例えば、長年にわたって野原しんのすけ役を演じてきた矢島晶子さんが交代される最終回の、
「いつものオラだゾ」
の30秒の短編は、何度見てもグッと来るものがある。
私は、クレヨンしんちゃんに救われた、という気にさえなっている。
何がどうやって救われたのか、うまくは説明できないが、そんな思いがある。
クレヨンしんちゃんがあって、本当によかった。
めでたい。
クレヨンしんちゃんがあってよかった、と思う。
私にとって、というか私の家族にとって。
この漫画に励まされた人は少なくないだろう。
うちもそうだ。
成長するにつれて、徐々にしんちゃんから巣立って行ったが、
近頃になって、また戻ったりしている。
改めて見直してみると、しみじみいい作品だと思わせてもらえることがある。
笑えて、
そして、ホロリとする。
最近は、しんちゃん映画には行っていない。
何年間も続けて裏切られたので、評判がよくてもちょっと観に行く気にはなれない。
この前、久しぶりに
「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
をDVDで観た。
素晴らしさに圧倒された。
まいった。
テレビにも名作とされる回が少なくない。
例えば、長年にわたって野原しんのすけ役を演じてきた矢島晶子さんが交代される最終回の、
「いつものオラだゾ」
の30秒の短編は、何度見てもグッと来るものがある。
私は、クレヨンしんちゃんに救われた、という気にさえなっている。
何がどうやって救われたのか、うまくは説明できないが、そんな思いがある。
クレヨンしんちゃんがあって、本当によかった。