SSブログ

このままではセ・リーグファンがかわいそう [ヨモヤ]

コロナの今年は異例ずくめのペナントレース。
開幕は遅くなったし、
試合数は少ないし、
交流戦はないし、
オールスターもない。
さらに、
セ・リーグはクライマックス・シリーズもない。
パは、1位チームと2位チームで行う。

この特別な年に、巨人以外のセ・リーグのチームは何をやっているのか。
9月6日終了時点で、首位の巨人と2位の阪神は、ゲーム差が7.5。
完全にぶっちぎりの様相である。

巨人がFAで強力な補強をしたわけでもない。
美馬、鈴木大地、福田秀平のすべてに競り負けた。
結果、昨年最多勝を上げた山口が抜けて、マイナスの方が大きいくらいであった。
さらに、こんなことを言ってはなんだが、巨人は去年の日本シリーズではソフトバンクに4連敗してしまったチームである。
完成された隙が全くないということはない。
そのチームに子ども扱いされている状況を、他の5球団はどう思っているのだろう。

もちろん、悔しい思いはしているだろうが、それだけでは足りない。
フロントを含めて、勝てない理由をしっかり検証しないと、今年だけではなく、来年も再来年も、ずっとやられ続けることになりかねない。
巨人が監督を替えてくれない限り。

一方のパ・リーグは激戦が続いている。
ソフトバンクは例年どおり強いが、ロッテと楽天が食らいついている。
両チームとも、オフにしっかり戦力補強をして成果が出ている。
日本ハムもまだまだ圏内。
西武はここまでは自慢の打線が不発だが、波に乗ったら大型連勝があり得る。
監督が交代したオリックスは、どんどん白星を積み重ねるには至っていないが、個々の試合はとても熱くなったように感じる。
パ・リーグファンとしては毎日が楽しくて目出たいのだが、セのファンが気の毒である。

セの5球団の奮起を願いたい。
この特別なシーズンに、
このままやられっぱなしは、あんまりである。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事