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文春に対しての一つの回答例 ~ 今田さんの場合 ~ [ヨモヤ]

ピンチの時に人間性が出る、という。
普段はギンギラギンに飾って生きていられても、窮地に追い込まれると素が出る。
文春をはじめとする週刊誌につかまったときの有名人の皆さんの対応にも、
それぞれの素が垣間見られる。
もちろん、生身の人間なのだからそれでいいのだが、
芸人の皆さんには、腕を見せてもらいたい。
逃げ隠れしたり、
嘘を上塗ったり、
真面目に謝ったりするのは様にならない。

その点、今回文春砲を受けられた今田耕司さんは見事であった。
もちろん独身だから後ろめたいところがない、という点が大きいのだが、
それにしてもさすがである。
M-1グランプリの司会をしているだけのことはある。

今田さんは文春にお持ち帰りを報道され、
「びっくりするくらい合うとるんや」
とあっさり認めてしまった。
さらに
「家の前でタクシー呼んで、これ乗って帰りって言ったんや。帰ったんやけどなあ…ひとりになったとき、夜中やったんですけど、さみしくなっちゃって…戻ってきて一緒に飲まへん?」
と描写まで加え、
「リビングで、バーテン気取りで、さっきのバーもいいけど、うちも一緒やろって。そこからはファンタジー」
と、ネタにまでしてしまった。
そこからはファンタジー。

時代も変わっているので、芸人に破天荒を望むのは筋違いであろうとは思う。
しかし、品行方正であってほしいとは思わない。
週刊誌につかまったら、それこそ笑いに変える絶好のチャンスではないか。
芸人の皆さんは、いつまでもファンタジーな存在であってほしいと願うのである。

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