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滋賀県勢の悲願はまたも持ち越し [ヨモヤ]

昨年の夏の甲子園、
実質的に一番強かったのは近江高校だったと勝手に思っている。
近江高校は、準決勝で優勝した智辯和歌山高校に破れたのだが、
その試合が再試合を含めると6試合目。
一方の智辯和歌山高校は不戦勝があって3試合目。
条件は五分ではなかった。
ちなみにこの大会で近江高校は大阪桐蔭高校を破っている。

センバツでも近江高校は奮闘した。
代替出場校として初めて決勝に進出し、大会を十分に盛り上げた。
一方の大阪桐蔭高校は、昨年の智辯和歌山高校と同様に一試合を不戦勝。
投手起用にも十分な余裕があった。
決勝は大差の試合となってしまったが、
条件が五分であるとは言えない対戦であることから、
今回の結果を予想した人は少なくなかったと思う。

改めてわかるのは、
信頼できる投手が複数名いないと、甲子園ではなかなか勝ち抜くことはできない、
ということであろう。
多くの学校において、それは無理な相談だろうが、
甲子園に出る、
ではなくて、
甲子園で勝ち抜く、
という目標を立てた場合、避けて通れない道である。

甲子園優勝、という滋賀県勢の悲願は今回も持ち越しとなったが、
センバツではベスト4進出さえはじめてだったのだから、一つの壁を破ったとは言える。
夏以降に楽しみがつながったと考えよう。

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