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史上最高の投手になる可能性を感じさせる佐々木朗希 [ヨモヤ]

ロッテ佐々木朗希がプロ野球28年ぶりの完全試合を達成した。

この試合はとにかく記録ずくめの歴史的なもので、
・完全試合の史上最年少記録(20歳5ヶ月)
・NPBタイ記録となる1試合19奪三振
・NPB新記録となる13打者連続奪三振
・令和ならびに21世紀初の完全試合
・平成ならびに21世紀生まれ初の完全試合
などが生まれた。

生で観戦していたわけではないが、
映像を見る限り、去年のチャンピオンチームであるオリックスはまさに手も足も出ない感じだった。
なにしろストレートが常時160キロを超えてくるから、打者はそこに合わせざるを得ない。
そこへ持ってきて速くて落差満点のフォークが決め球として来るのだからどうしようもない。

この試合の佐々木朗希は、まさにプロ野球史上に残る投球だったが、
この日に限らず、史上最高の投手になる可能性を秘めている。
試合を観戦した元阪神の藤川球児さんが
「ボクがつけたこのスコアブックは宝になりました。ボクが知っている中で最高の投手」
とたたえられたそうだが、お世辞ではないだろう。

過去日本球界には、
沢村さん、
金田さん、
稲尾さん、
野茂さん、
ダルビッシュ、
マー君、
と歴史に残る投手がいるが、彼らを上回る可能性さえ感じる。

佐々木朗希はまだ20歳。
高校時代は大きな舞台を踏んでおらず、トレーニングも十分ではなかっただろう。
そう考えると、さらなる伸びしろがありそうだ。

実質的に、今年が初めてのフルシーズンであり、体力的な心配がある。
無事に乗り切ってほしい。
あれだけのボールを投げるだけに、腕にかかる負担も並大抵ではないだろう。
なんとか故障なく、シーズンを過ごしてほしい。
来年も再来年も。
史上最高の投手が育っていく様を見られたら、野球ファンにとってはこの上ない幸せである。

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