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村田 対 ゴロフキン 真の強さを見たい [ヨモヤ]

昨年12月29日に開催される予定だったWBA&IBF世界ミドル級王座統一戦、
IBFチャンピオンのゲンナジー・ゴロフキン 対 WBAスーパーチャンピオンの村田諒太の一戦が、
いよいよ目前に迫って来た。
とにかく無事に試合開始のゴングが鳴ることを祈っている。

村田が乗り出していく前、
世界のミドル級は「怪物たちの棲むところ」と思われていた。
しかし、意外とそうでもなかった。
真の怪物はごく一握りで、それ以外の選手はランキング上位とはいっても、
驚くようなレベルではなかった。
村田はミドル級幻想を覚まさせてくれたという貢献もしたことになる。

そして、とうとうたどり着いた怪物がゴロフキン。
これまで戦ってきた相手とは、実績がまるで違う。

なのだが、今回のゴロフキンがトップコンディションかといえば、そうではないだろう。
直近の試合が2020年12月18日と一年以上のブランクがあるし(村田はさらに空いているが)、
年齢も39歳だから、
とてもピークとは言えない。
それでも強いものは強いだろうが、つけ入る隙もあるかもしれない。

ただし、今回の試合は村田が勝てばいい、というものでもないと思う。
日本のリングで、本当の強者が戦う試合になってくれることを願う。
互いが真の強さを見せ合い、魅せられる試合になってほしい。
語り継がれる試合になってほしい。
勝ち負けを超えて。

歴史的ゴングまであとわずか。

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