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BIG BOSS効果が全く見えない日本ハムの観客動員 [ヨモヤ]

シーズン開幕前、プロ野球の話題を独占していたのがBIG BOSSこと日本ハムの新庄監督であった。
大げさではなく、何か一言話すたびにマスコミが飛びつく感じだった。

日本ハムが戦力的に厳しいことは予想されていたことで、
シーズンが始まれば勝ち星はなかなか伸びないだろうが、
それでもBIG BOSS効果で観客動員は伸びることが期待された。
しかし、ここまでのところ、その効果は全く見えない。

チームの状態は上向きであり、
5月15日も勝って4連勝。
なんと、ソフトバンクに3タテを食らわせた。
しかし、そんな日曜日の試合にもかかわらず観客動員は15,000人に達せず。
ここまでの全試合の平均でも14,000人程度にとどまっている。
そしてこの数字は、12球団最低である。
開幕前の露出からはおよそ信じられない結果となっている。

ちなみに、コロナ前の2019年はどうだったかというと、
シーズンを通した1試合平均は約27,000人と今シーズンのほぼ倍である。
GW明けの土日も、4万人近い観客を動員していた。

もちろん、コロナの影響が抜けきっていないので単純な比較はできない。
しかし、他球場と比べても落ち込みが目立つのはどうしたことだろう。

BIG BOSSを騒いでいたのは東京のマスコミだけで、
地元は冷ややかだったということだろうか。
若しくは、
札幌市と日本ハムが本拠地問題で悶着を起こしてしまったことがきっかけで、
ファンの心が離れてしまったのだろうか。

若手が中心の日本ハムは、試合自体はなかなか面白くなってきた。
これから勝ちが増えるか、新しい選手がファンに定着していけばお客さんも戻って来てくださるだろうか。
新球場がオープンすれば、その効果で一定程度客足は戻るだろう。
しかし、コツコツ積み上げてきたお客さんを手放してしまったら、その損失は計り知れない。
北海道のみなさんが、球場に戻って来てっくださるといいのだが。

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