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鈴木誠也にはもう一段上を期待したい [ヨモヤ]

開幕直後は振ればヒットという感じで打ちまくったカブスの鈴木誠也だが、
その後は派手な活躍はあまりなくシーズンを過ごしている。
33試合に出場して、打率.255、本塁打4本、打点18という成績は、
メジャー一年目として、可もなし不可もなし、という感じかもしれないが、
期待値からすると、正直なところやや物足りない。

大谷以外の日本人野手が、
筒香にしても、秋山にしても、
ほぼほぼ働けていないということを考えると、
鈴木のここまでは、それなりにやっていると言えなくもない。
しかし、筒香と秋山はアメリカ野球への適性にやや疑問が持たれていたし、
ピークから少し下がり始めたところだったのに比べ、
鈴木の場合は、
27歳と油がこれから乗っていく時期であり、
メジャー向きと多くの人が認める存在で、
JAPANの4番であり、
カブスとは総額100億円を超える契約を結んだという存在である。
そこからすれば、現状はもう一歩というところだろう。

鈴木の素晴らしさは、打つだけではなく日本球界ナンバーワンと言われた強肩にもある。
17日の試合で初の捕殺を決めたが、
こちらもなかなか披露できずにいる。
機会がないからやむを得ないとも言えるが、そこも含めてもやもやする。

打率の.255は、リーグ33位。
ホームランをガンガン量産するタイプでもないと思うので、
率はもう少し上げていきたい。
合格ラインは.280くらいだろうか。
一年目に多くを期待してはいけないかもしれないが、
日本に来ている外国人選手は、みな一年目から結果を求められている。
日本代表の中心選手だった鈴木に多くが期待されるのはむしろ当然だろうし、
期待しない方が失礼であるとも感じる。

鈴木が成功しないようなら、あとに続く日本人野手はいなくなりかねない。
夏に向けて、「神ってる」鈴木を見たい。

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