SSブログ

パのチームは日本シリーズでヤクルトに太刀打ちできるか [ヨモヤ]

ヤクルトが優勝マジック53を点灯させた。
野球を知っている方ならおわかりのことと思うけれど、
通常マジックはシーズンの最終盤に点灯する。
マジックが点ると、いよいよシーズンが押し詰まった感じとなり、
優勝へのカウントダウンが始まる。
それが今年は7月頭に。

ちなみに、7月2日のマジック点灯は、
2003年7月8日の阪神(マジック49)を上回るセ・リーグ史上最速。
パ・リーグまで広げても、1965年7月6日の南海(マジック62)を上回り、
日本プロ野球史上最速となった。

ここまでのヤクルトは、
51勝24敗1引き分けで勝率は.680。
貯金は27に及び、
2位の巨人の勝率がちょうど5割なので、セの貯金を独占している。
交流戦でも14勝4敗でぶっちぎりの優勝を飾っており、
掛け値なしに強い。

パ・リーグファンとしては、
ヤクルトがセで優勝できるかどうかということを飛び越えて、
日本シリーズでパのチームが太刀打ちできるかどうかが気になる。
プロ野球界では長くパ・リーグ優位が続いたが、
交流戦に続いて日本シリーズでも2年連続やられてしまうとなると、
風向きがはっきり変わったと認めざるを得なくなる。

今のヤクルトは投打のバランスが取れたチームになっているが、
なんと言っても三冠王をうかがおうかという村上の存在が大きい。
狭い球場で戦っているのでチーム全体としてもホームランが多いし、
脚を絡めた攻撃もできる。
ヤクルトに勝とうと思うと、打ち合いになっても引かないチームである必要がありそうだ。

一方、今年のパ・リーグはとにかく打てない。
ソフトバンク以外はチーム打率が.240を下回るという体たらくぶり。
オリックスのチーム本塁打31本に至っては、ヤクルト村上の29本とほとんど変わらない。
これでは、がっぷり四つの戦いは難しいのではないだろうか。

今から日本シリーズの心配をするのは気が早過ぎるとは思う。
しかし、パ・リーグファンとしては心配である。
各チームとも、しっかりバットを振れる選手を育ててほしいと切に願う。

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事