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パ・リーグは低レベル混戦 [ヨモヤ]

ヤクルトが大独走しているセ・リーグと打って変わって、
パ・リーグは大混戦。

7月15日の段階で、
首位はソフトバンク、
2位はゲーム差なしで西武、
3位は3ゲーム差で楽天、
4位は楽天から1ゲーム差でロッテ、
5位はさらに0.5ゲーム差でオリックス。
つまり、1位から5位までがわずか4.5ゲーム差の中にひしめき合っている。
6位の日本ハムはオリックスから6ゲーム離されているが、
それでも首位まで10.5ゲーム差。
セは、ヤクルトと2位の巨人までの差が13ゲームだから、それよりも近い。

パ・リーグファンの私としては、どのチームにもチャンスがある混戦は歓迎なのだが、
残念ながら戦いのレベルは高いとはとても言えない。
低レベル混戦、と言わざるを得ない。

ソフトバンクは首位にいるが、戦力は万全からはほど遠い。
怪我人が続出しており、しかもそれが重い。
栗原、上林、又吉、三森といったところは長期の離脱となっている。
ソフトバンクに怪我人が出るのは毎年のことだが、それにしても多い。
そのチームが首位というのが、現状のパ・リーグを象徴している。

2位の西武は、打線がなんとも弱い。
山賊打線と言われたのははるか昔のこと。
チーム打率226は寒い。
その分、投げる方は充実しているが。

3位の楽天の失速ぶりは目を覆いたくなるほど。
最大18あった貯金が今は1。
頼みのマー君も打線の援護なく4勝止まりと去年のリプレイを見ているような恰好である。
これだけ負けてもまだ首位と3ゲーム差、と切り替えていくしかない。

4位のロッテは若手の伸び悩みが残念。
安田、藤原といったところの覚醒はあるのだろうか。
佐々木の存在は大きいが。

5位のオリックスはしぶとく戦っている印象。
山本という切り札はいるものの、
去年のホームラン王の杉本や新人王の宮城が今一つのなか、
よく踏みとどまっていると言える。

日本ハムは離れた6位だが、明日への希望という点では最も輝いている。
目下6連勝中だが、これからも台風の目になる。

どこも決め手がない、というより、どこも強くない。
外国人選手も含め、もう少しちゃんとした補強をしていただきたいものである。
ソフトバンク以外、お客さんがコロナ前と比べてかなり減ってしまっているのも気になる。
思わず球場に足を運びたくなるような、熱い戦いを期待したい。

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