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銘柄選びを楽しむ [資産運用]

株は、高いときに買うより、安いときに買った方がいい。
そんなことは当たり前だが、
いつが高くていつが安いのか、
そのときにはわからないのが厄介である。

となると、株式市場に勢いがあるときに買いたくなる。
相場自体が沈滞していて、
何を買っても下がってしまうようなときには買いたくない。
本当は逆なのかもしれないけれど。
あとから振り返れば、
「ああ、あのとき買っておけば」
となるのだが、後の祭りである。

日本株は、今年に入ってから好調であった。
年初25,000円台だった日経平均が、
一気に33,000円を突破した。
現在はそこから比べると値を下げているが、スピード調整があるのは当然だろう。

こうしたときに株を買うべきなのかどうか。
高値掴みという恐れもある一方、
ここで乗らないとチャンスを逃がす感もある。
買いに入る時はいつだって迷うが、
少なくとも、
「買ってはいけない」
という場面ではないだろうと思う。

銘柄選びには、
ネットにもいろいろなサイトがあって大変便利だが、
実物の書籍として
「会社四季報 プロ500」
という季刊誌も重宝する。
タイトルどおり500銘柄を取り上げ、
会社四季報の内容をもとにしながら、
取り上げた企業の情報を掘り下げている。

この本で銘柄をピックアップし、
四季報やネット情報をもとにさらに絞り込み、
「これは」という銘柄に投資する。
どんなに懸命に考え、
間違いないと思って買っても、
買ったとたんに下がり始める場合もある。
それはそれで仕方がない。
手じまいも大切だが、
選択に自信があるのなら買った瞬間から買ったこと自体を忘れてしまう手もある。

上がれば嬉しいし、
下がれば悔しいが、
選んでいるときが結構楽しかったりする。

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