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仙台育英の勝ち上がりは昨年の優勝に勝るとも劣らない素晴らしさ [ヨモヤ]

夏の甲子園は、
慶応高校が仙台育英高校を8-2で下し、
実に107年ぶりの優勝を飾った。

もちろん勝った慶応高校を称えるべきだが、
絶対の優勝候補としてすべての学校から目標とされるなか、
まるで試練のような厳しい組み合わせを勝ち抜いて決勝に駒を進めた仙台育英高校も、
本当に素晴らしかった。

仙台育英高校の勝ち上がりは以下のとおり。
仙台育英19 - 9浦和学院
 仙台育英 8 - 2聖光学院
仙台育英 4 - 3履正社
仙台育英 9 - 4花巻東
仙台育英 6 - 2神村学園

初戦の浦和学院戦が、いきなり1回戦屈指の好カード。
仙台から9点を奪ったように浦和の攻撃陣は高レベルで、
クジ運によっては上位を狙えるチームだった。

2回戦の聖光学院戦は去年の準決勝の再戦。
聖光学院もここで仙台と当たらなければもっと上に行ける可能性のあるチームだった。

そして、3回戦が大阪の履正社。
大阪桐蔭を決勝で破って来た西の横綱。
事実上の決勝戦と目した人もいるだろう。
期待どおりの接戦となりなんとか振り切ったが、
この3チームを破って、やっとベスト8。

準々決勝は、今大会でも指折りの注目の試合。
高校通算140ホームランを誇る佐々木麟太郎くんはマスコミへの露出も多く、
東北勢同士ということもあり、多くの耳目を集めた。

準決勝は、今大会の台風の目的な存在となった神村学園戦。
こうして対戦相手を並べてみると、
どの相手が準決勝で相まみえていてもおかしくない強豪だったことが改めてわかる。

仙台育英は、甲子園での優勝だけを見据えていただろうから、
準優勝でも悔しさの方が断然強いだろう。
決勝戦はちょっと仙台育英としては信じられないような試合となってしまったし。
しかし、その勝ち上がりは凄かった。
昨年の優勝より意味があるようさえ感じた。

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