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日本の悲惨な英語力 しかし語学力が不要になる時代も近い? [ヨモヤ]

スイスにEFエデュケーション・ファーストという企業がある。
なんでも、世界的な語学学校運営企業であるらしいのだが、
ここが、
英語を母国語としない国・地域についての「英語能力指数」ランキング
なるものを発表している。
2023年の数字では、日本は過去最低の87位となってしまった。

トップ10の大半は欧州勢で占められるというが、それはそうだろう。
文化も近いし、必要性もあるし、そもそもアルファベット使ってるしで、
アドバンテージが大きい。
しかし日本は欧州に負けているだけでなく、
韓国やベトナム、中国をはじめ、アジア各国にも負けているのだという。

さらに残念なのは、若年層で落ち込んだこと。
18〜25歳の英語力が中高年世代に比べて、大きく下がった。
コロナの影響もあるのだろうが、それはほかの国も同じこと。

しかし、これだけ悲惨だと、もうこの領域で争っても仕方がないような気もしてくる。
日常会話くらいはできるようになりたいものだが、
ビジネスで使うことを前提とするのなら、もう機械に頼ってしまった方がいいかもしれない。
小・中・高・大と学校で膨大な時間を英語にかけ、
それで世界の87位なのだとしたら、
いっそここはあきらめてしまって、
他の領域で勝負した方が得策かもしれない。

テクノロジーの進歩で、同時通訳力もかなり上がっている。
専用機がなくても、スマホがあればまあなんとかなる。
おそらく今後ますます機能が充実して、
ほぼストレスなしで、母国語どうしでの会話が楽しめるようになるだろう。

それでも、本当は生身のやり取りの方がいいとは思う。
ただし、英語圏以外の人と英語でやり取りするのなら、
機会を通して母国語で話しても大して変わらない気もする。
少なくとも、語学力に求めるものが変わってくるのは確かであるとは思うが、
どうだろう。

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