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令和の映画界がこんな風になったらなあ [ヨモヤ]

映画ファンとして、日本の映画界には不満がいっぱいある。
もちろん、
良心的に作られたいい映画がいくつもあることを知っているし、
野心的な取組が行われていることも、
才能のある若手監督がおられることも知っている。

しかし、全体的に言わせていただくと、
質の低い作品が多く、
安易な企画が目白押しで、
大半の作品でがっかりさせられる。

誰がどう見てもひどい作品や、
辻褄も合わなければ、誰の心も揺さぶらないような映画が次々作られている。
本当に悲しい。

「いや、わかるだろう」
と思う。
作っている途中で、
監督か、
監督がわからなければ誰かスタッフが、
これはダメな作品だと。
だったら、しっかりやり直してほしい。
もし、誰もダメだと気付いていないとしたら、どうしようもない。

ひどい脚本の映画も多い。
よくGOが出たなあとため息が出ることもしばしばである。

メジャー映画を作っている方々は、
作りたくても作れない、才能を持った多くの人々の羨望を集める存在である。
本当に恵まれた立場におられる。
それにふさわしい作品をお願いしたい。

私は、漫画原作の映画が嫌いではない。
「海月姫」や「ヒロイン失格」や「ちはやふる」といった良作も生み出されてきた。
「キングダム」も面白かった。
それにしても、と思う。
ほかの企画はないのだろうか。
オリジナルの脚本は書けないのだろうか。

令和の時代は、
ちゃんとした映画を作らなければ公開させないような厳しさが欲しい。
ハリウッドでは、撮り直しなど日常茶飯事だと聞く。

練られた、
作り手が本当に作りたいと思っている、
そんな企画を映画にして欲しい。

ここに書いたようなことは、高望みだろうか。
絵空事だろうか。
私はそうは思わないのだが。
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