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テン乗りのダービー制覇はあるか [ヨモヤ]

今週末、競馬の祭典、日本ダービーが行われる。
ダービーと有馬記念だけは馬券を買うという方もおられるだろうし、
ダービーは競馬界におけるお正月のようなもの、
と言われることもある。
まさに特別なレースである。

今年のダービーには、大本命がいる。
無敗で皐月賞を制したサートゥルナーリアである。
2、3着馬との着差はほとんどなく、そこだけを見ると断然の存在とは言えないものの、
休み明けで勝ちきったという点で、他馬を一歩も二歩もリードしていると見られている。

しかし、皐月賞を買ったときの鞍上であったルメールが騎乗停止になり、
ちょっと話がややこしくなった。

ダービーは、ずっと同じ騎手が乗り続けてきた馬が勝つ傾向が強いレースである。
さらに言えば、ベテランの日本人騎手が勝つことが多い。
その馬に初めて騎乗することを「テン乗り」というが、
テン乗りで勝ったのは1954年のゴールデンウエーブという馬までさかのぼらなければならないのだそうだ。
つまり、60年以上にわたって、テン乗りで制覇した騎手はいないということになる。
このデータだけを見ると、サートゥルナーリア危うし、となる。

乗り替わる騎手が、オーストラリアの若き天才ダミアン・レーンであり、
日本で勝ちまくっている状況から、
全く問題ないという見方もあると思う。
それでも、プラス材料でないことは確かだろう。

予報では、週末は晴天に恵まれそうだ。
緑の芝に、駿馬たちの姿が美しく映えるだろう。
令和最初のダービーを制するのはどの馬か。
半世紀以上続くジンクスに終止符が打たれるのか。
楽しみに待とう。

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