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若者よ、今回の顛末を忘れないで [ヨモヤ]

世界は、この一か月でひっくり返った。
中国、韓国が発火点となり、
日本に飛び火し、
しばらくは高みの見物の体だった欧米が大炎上した。
都市が封鎖され、経済活動が停止した。
進んだ国と思われていたが、どの国も意外にもろかった。

日本では、当初、中国からの観光客を止めないことに大きな批判があったが、
結果的には、それほどの広がりはなかった。
しかし今は、欧米から帰ってきた日本人観光客からの広がりが懸念されている。
3月の半ば頃、一旦緩んでしまったのも振り返れば痛かった。
どの時点で、どのように対応すればベストだったのか、
現実的に採り得る最良の策は何だったのか、
しっかり検証して、次につなげたい。

コロナについては世界中が苦しんでおり、
現段階で政府の対応をとやかく言っても詮無いことだと思う。
日本は先進国としては唯一と言っていいくらい感染爆発を抑えられているが、
もっとうまいやり方もあったのかもしれない。

一方、国民一人一人の行動については反省すべき点が多い。
トイレットペーパーの買い占めは、正直、情けなかった。
オイルショックのときの光景がたまにテレビで映されるが、
大抵の人は、「なにやってたんだか」という気持ちでご覧になっていたのではないだろうか。
それをまんまと繰り返してしまった。
特定の人が買い占めることで、パニックが広がるうえに、
本当に必要な人に回らなくなる。
分別があるはずの高齢者の中にも、かつての教訓をまるで活かしておられないように見受けられる方が少なからずおられた。
残念至極である。

マスクについても買い占める人がいる。
自分くらい、一人くらい、と思うのだろうか。
情けない話である。

若者たちには、是非この顛末を覚えておいていただきたい。
そして、またいつか世界が窮地に陥ったとき、この教訓を活かしてほしい。
今回、世界はへまをしてしまい、人々も全く感心できない振る舞いをしてしまった。
次回はうまく乗り切ってほしい。
せめてここから教訓を得なければ、亡くなった人、人生を変えられてしまった人が浮かばれない。

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