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無観客プロスポーツの時代が来る? [ヨモヤ]

台湾でプロ野球が始まった。
他国と比べてコロナウイルスへの感染者が非常に少ないという実態を踏まえつつ、
無観客での開幕となった。
台湾のコミッショナーは、
「球団と選手の記録は大事です。
目標を持って、そこに向かって努力を続け、全120試合を完全に消化したい」
と述べたという。

日本でも、無観客で大相撲が行われたし、
中央競馬も無観客で開催されている。
無観客でも、相撲は放映権料が入るし、
競馬はネットで馬券が売れる。
だから、プロとして開催した方がいいという判断になったのだろう。

また、台湾のコミッショナーが言っているとおり、記録は大事である。
開催を中止してしまうと、記録が無くなってしまう。
達成可能な記録が遠のいてしまったり、
競走馬であれば一生に一度のクラシックレースへの参加が閉ざされてしまったり。

スポーツの醍醐味はライブである。
近年、プロ野球が観客を増やし続けているように、ライブのよさが広く認識されている。
しかし、ライブではどうしても密接・密集してしまう。
大きな声を出すから唾も飛ぶし、汗も出る。
普段なら当たり前のことだが、今はそれはご法度に感じられる。

無観客試合は、ごく限られた期間だけのことと信じたい。
しかし、ひょっとしたら、無観客がスタンダードである時代が来てしまうのかもしれない。
そんなことになったら、まさに悪夢だが。

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