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大林監督、素敵な映画をありがとうございました [ヨモヤ]

映画監督の大林宣彦さんがお亡くなりになった。
82歳。

大林さんと言えば、多くの人が誰もが頭に浮かべるのが
『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』
の尾道三部作であろう。
ロケ地巡りの先駆けとなった作品かもしれない。

『転校生』は、男女が入れ替わる設定の古典で、
新海誠監督のアニメ『君の名は。』を観て、既視感を覚えた方もおられるだろう。
淡い恋心に、胸がキュンとなる傑作だった。

『時をかける少女』は、原田知世さんの出世作。
こちらも青春の痛みが伝わる作品。
細田守監督のアニメ『時をかける少女』は、大林監督作品の20年後という設定らしい。

『さびしんぼう』は、正直なところあまりピンとこなかった記憶がある。
ただ、富田靖子さんが素敵だった。
テーマ曲もたまに頭に浮かぶ。

その他で特に好きな作品は、
『青春デンデケデケデケ』。
音楽と友情。
ベタだが、それがいい。
芦原すなおさんの原作も最高だが、映画も素晴らしい青春映画に仕上がっていた。

大林監督は、生涯現役で、新作の公開を控える中での死去だった。
映画に殉じられたと言ってもいいかもしれない。
素敵な作品を数多く残された大林監督。
これからもきっと何年かに一度再評価されるだろう。
ありがとうございました。

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