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アニメ版「時をかける少女」を家で観た [ヨモヤ]

ちょっと前に、家でビデオを観るのが苦手だと書いた。
それは間違いないのだが、家人が
細田守監督の「時をかける少女」
のDVDを観始めたので、つい見入ってしまった。
グイグイ見入ってしまい、最初から最後まで見通してしまった。

何度も観た作品で、
いい映画だと痛いほど知っていたのだが、
また感動してしまった。
オチどころか、大体のセリフも覚えているのに、
また泣きそうになってしまった。

何がそんなに心に響くのだろう。
青春の甘酸っぱさなのだろうか。
人を好きになることの素敵さなのだろうか。
戻らない時間を愛おしく思うからなのだろうか。
うまく説明できない。
ただ、なんだか泣きそうになる。

細田監督作品では、
「時かけ」と「サマーウォーズ」がとんでもない傑作なのだが、
その後は尻すぼみの感がある。
次作は次作こそは、と期待しているうちに、
新海さんがアニメ界の真ん中に立ってしまっている。
次作こそ、細田さんの反撃を待ちたい。

映画の中でスクランブル交差点が描かれている。
人がたくさんいるのだが、
未来には人はあまりいないのだそうだ。
さらに野球も無くなっているという。
渋谷から人が消え、
球音も響かなくなった今、
ちょっとぞっとしてしまう。

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