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実感はさておき数字上はバブル期より豊かになっている日本 [経済を眺める楽しみ]

バブルの頃はよかった、
と振り返る人が多い。
あの頃は、金が回っていた、
日本が豊かだった、
というのである。
まあ、そうなのだろう。
ただし、数字で見ると必ずしもそうとばかりも言い切れない。

1月10日付の日本経済新聞の朝刊に、
バブル期(90年3月)と現在(24年1月)の経済指標比較が掲載されていた。
それによると、
株式相場の時価総額は469兆円から857兆円に、
名目GDPも443兆円から595兆円に、
それぞれそれなりに拡大している。
もちろん、他国はもっともっと成長しているから、相対的な地位は下がっているが、
日本がずるずる貧しくなり続けているわけではない。
円相場についても、ここに来て急激に円が弱くなったように言われるが、
90年3月は1ドル158円。
今より円安だった。

日本経済について、悲観的な見通しをされる方が少なくない。
お気持ちはわかるけれど、しっかりした根拠があってのことだろうか。
ご自身でいろいろ調べて、研修されたのだろうか。
印象だけで決めつけておられないだろうか。
悲観的な見通しを続けられていることで、
得られていたチャンスを逃してはおられないだろうか。

この頃、
日本企業に対する海外投資家の見る目が変わった、
と言われる。
株価が上昇している一因らしい。
よその国の人が我が国を評価して、そこでお金を稼いでいる一方で、
自分たちは卑下してみすみすチャンスを逃しているとしたら、
あまりにももったいないことである。

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勝手に選出 2023年日本映画予告編大賞 後編 [映画評]

誰に頼まれたわけでもないのに勝手に選ぶ、
2023年日本映画予告編大賞。
ジャンルは
・予告編はよかったのに本編でがっかり大賞
・予告編音楽賞
・予告編そう来たか賞
・2023年日本映画予告編大賞

まずは、栄えない「予告編はよかったのに本編でがっかり大賞」。
こちらは衆目の一致?するとおり、
「シン・仮面ライダー」
に贈呈したい。
スタイリッシュでクールで、
セリフ一つなく、
最後はライダーキックで締める。
このカッコいい予告編で、あの本編。
脱力半端なし。
https://www.youtube.com/watch?v=PUcK-59_ykI

続いて「予告編音楽賞」。
音楽映画である「BLUE GIANT」
森山直太朗さんの「さもありなん」がぴったりはまった「ロストケア」
アイナ・ジ・エンドさんの声が響く「キリエのうた」
なども捨てがたいが、
ドレスコーズの「ドレミ」がわびしく流れる
「零落」に進呈したい。
本編は今一つだったが、風俗嬢役の趣里さんが魅せた。
https://www.youtube.com/watch?v=KWoG-uiuxJA

「予告編そう来たか賞」は、
「妖獣奇譚 ニンジャ VS シャーク」。
わざとB級感満載の作りにし、語りは英語。
あざといのだが、ここまでやってくれるとあり。
ただし、本編はそれほどでもない。
https://www.youtube.com/watch?v=_ueCMtvEie0

さて、残すは2023年日本映画予告編大賞のみ。
この賞は単にいい予告編に差し上げたい。
2023年の邦画はゴジラの年だったと思うが、予告編も素晴らしかった。
本編が観たくなるのはもちろん、予告編だけでも十分に楽しめた。
ゴジラを差し置いて予告編大賞として選ばせていただいたのは、
「少女は卒業しない」。
原作ファンであり、かつ河合優実さんのファンでもあるという点で下駄を履いているのは事実だが、
逆にがっかりになる可能性もある。
この予告編は、原作のよさをしっかり表現して本編へのワクワクを高め、
出演する少女たちのいいところをばっちりとらえている。
本編はまあ。
https://www.youtube.com/watch?v=mgD3UeXGDyE

※2023日本映画予告編大賞にノミネートしたのは、概ね公開順に以下の19作品。
「Sin Clock」
「BLUE GIANT」
「少女は卒業しない」
「ちひろさん」
「茶飲友達」
「Winny」
「零落」
「シン・仮面ライダー」
「ロストケア」
「妖獣奇譚 ニンジャ VS シャーク」
「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」
「せかいのおきく」
「遠いところ」
「神回」
「キリエのうた」
「春画先生」
「ゴジラ−1.0」
「愛にイナズマ」
「花腐し」

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井上に前人未到の勲章がまた一つ 米リング誌の年間最優秀選手に選出 [ヨモヤ]

アメリカのボクシング専門誌「リング」が、
2023年の最優秀選手として井上尚弥を選出した。

「リング」は、世界で最も権威があるとされているボクシング専門誌。
毎年、
年間最優秀選手賞
年間最高試合賞
年間最高KO試合賞
などを選んでいる。
これまで井上は、
2019年にドネアとの試合で年間最高試合賞、
2018年にパヤノとの試合で年間最高KO試合賞を受賞している。

年間最優秀選手に選ばれるのは、当然ながら1人だけである。
つまり、その年に最も優れていたボクサーとして認定されることになる。
日本選手の受賞は初めてであり、
アジア人としてもパッキャオ以来の快挙である。

この報を受けて井上は、
「権威あるリング誌の最優秀選手に選出していただき、大変光栄に思う。2024年はより一層強い井上尚弥をお見せできるよう精進する」
とコメントを発表した。

日本には、過去にも名ボクサーと呼ぶにふさわしい選手がいた。
世界タイトル防衛13回の具志堅用高さん、
3階級を制覇した長谷川穂積さん、
現役王者のまま23歳で事故死された大場政夫さん、
世界ボクシング殿堂入りしているファイティング原田さんなど。
しかし、世界的なビッグネームと呼べる存在にまではならなかった。
まさに、新しい歴史を切り拓いていると言える。

井上は、2年ほどはスーパーバンタムに留まると発言している。
今後の対戦相手としては、
WBC1位のルイス・ネリ(メキシコ)、
WBA同1位のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)
といった名前が挙がっている。
こうしたスーパーバンタムの猛者を軒並み倒せば、
さらに上の階級へ挑戦することもあり得るだろう。

今や世界が注目するスーパースターとなった井上尚弥。
リアルタイムで彼の試合を見られている幸運を噛みしめたい。
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勝手に選出 2023年日本映画予告編大賞 前編 [映画評]

映画には予告編がある。
予告編の出来不出来によって映画のヒットが左右されることもある。
かつてはてっきり監督が自ら作るものだと思い込んでいたが、
Wikipediaによれば、
現在は大部分が「予告編専門の制作プロダクション」によって作られているのだという。
私が監督なら、自分以外の誰か(助監督とかならともかく)が予告編だけをちょちょいと作るのに、
きっと耐えられないだろう。

予告編がよければ本編もいい、
というわけではない。
予告編が駄目でも本編はいい、
ということもある。
両方いい場合も、両方駄目な場合も、もちろんある。

映画の数だけ作られている予告編。
もちろん、そのすべてを観たわけではないが、実際に本編を観たものの中から、
勝手に2023年日本映画予告編大賞を決めてみたい。
ジャンルは
・予告編はよかったのに本編でがっかり大賞
・予告編音楽賞
・予告編そう来たか賞
・2023年予告編大賞
の4部門としてみた。

ノミネートしたのは、概ね公開順に以下の19作品。
「Sin Clock」
「BLUE GIANT」
「少女は卒業しない」
「ちひろさん」
「茶飲友達」
「Winny」
「零落」
「シン・仮面ライダー」
「ロストケア」
「妖獣奇譚 ニンジャ VS シャーク」
「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」
「せかいのおきく」
「遠いところ」
「神回」
「キリエのうた」
「春画先生」
「ゴジラ−1.0」
「愛にイナズマ」
「花腐し」

注意してほしいのは、予告編が面白かったかどうかだけで選んでいるという点である。
本編が酷かった作品も少なからずある。
ただ、予告編だけで言えば、この19作品は面白かった。

各賞は後編で。
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山崎元さん、大江英樹さんの相次ぐ訃報に思う [ヨモヤ]

年明けから大きなニュースに揺れている我が国だが、
また悲しい知らせが届いてしまった。
資産運用などの著書で人気の
山崎元さん、大江英樹さんの両名がお亡くなりになったというのである。
山崎さんは65歳、大江さんは71歳。
お二人とも若い。

山崎さんは、三菱商事入社後、
野村投信、住友生命、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一證券、UFJ総研
などなど、実に12回の転職を経験されたという。
それだけ求められる人材だったということだろうか。
落ち着くのを嫌がるタイプだったのだろうか。

山崎さんのおっしゃることはいつもシンプルでわかりやすかった。
「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」
「超簡単 お金の運用術」
「ほったらかし投資術」
といった著書では、
ズバリ買うべき金融商品を明示されているところが潔く、役に立った。

大江さんは、山崎さんとは対照的に、
野村證券に入社後、長く個人の資産運用業務などに携わられ、定年退職後に独立された。

独立後、大江さんにはなかなか仕事が来なかったそうだ。
そんななかコツコツできることを重ねられ、仕事を増やしていかれた。
近年は奥さんの大江加代さんとともに活躍され、
テレビなどでもわかりやすい解説をされていた。

山崎さんは、銀行や証券会社の言いなりではなく、
自分で考える資産運用を勧めておられた。
大江さんの近著は
「90歳までに使い切る お金の賢い減らし方」
であり、貯めるだけではなくしっかり使うことも勧めておられた。

お二人とも、もっと長いスパンでの人生設計をされていただろうし、
そのための資産運用もされてきたと思う。
しかし、人の運命はそんなことはお構いなしである。

だからといって、使えるときに使ってしまうべきとも思わない。
計算通り「DIE WITH ZERO」とも行かないだろう。
ただ、はかなさを感じる。
運命は、こちらの思惑などお構いなしである。
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映画評 「ほかげ」 [映画評]

塚本晋也監督による、終戦直後の闇市を舞台にした作品。
体を売ることで生計を立てている女と、
家族を失った子供、
戦場のトラウマに悩む復員兵が、
狭く暗い家で共同生活を始める。

こういう映画があってもいいとは思うけれど、
正直なところ、まだここなのか、とも感じた。
昔の映画として観るのならいいのだが、
2023年の映画としてはどうなのだろう。

本作は、毎日映画コンクールにおいて、
『怪物』『ゴジラ-1.0』『せかいのおきく』『福田村事件』
と並んで日本映画大賞候補作にノミネートされた。
2023年に公開された数々の邦画の中で、本作が上位の5本に選ばれたのだと思うと、
なんとも複雑な気持ちになる。
たまたまだとは思うが、ゴジラもおきくも福田村も昔のお話(3作とも好きだが)。
日本映画、大丈夫ですか。

そういう演出なのだろうが、
声や音がやかましい。
主演の趣里さんも声を張る張る。
静かな方が胸に響いたのではないかと思う。

戦場での上官の振る舞いに恨みを持つ男、
銃声に怯える元兵隊など、
どれもよくある設定。
新しいものは提示されなかった。

悪い映画とは思わないけれど・・・

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虻蜂取れる紅白もあるのでは [ヨモヤ]

2023年の大晦日に放送された『第74回NHK紅白歌合戦』の視聴率が発表された。
関東地区の平均視聴率は、
第2部で31.9%とこれまでの最低記録34.3%を2.4ポイント下回り過去最低、
第1部も29.0%と、これまでの最低30.6%を下回った。
30%を下回るのは、紅白が2部制になって以降、初のことらしい。

それでもこのくらいの数字を取れば、
視聴率が伸びない時代にまずまずではないかと思う方もおられるだろうが、
サッカーのワールドカップや野球のWBCなどでは40%を超える視聴率を取るので、
要は内容次第とも言える。
視聴率が持続的に下がっているのは、
それなりの内容になっているからと考えるのが普通なのだろう。

今回の紅白の大きな特徴は、旧ジャニーズ系の歌手を一組も出さず、
その代わりと言っては何だが、
K-POP系のアーティストを数多く出演させたことだろう。
それぞれに見れば十分に個性的なのだろうが、
ああも次々見せられると、ちと食傷してしまった。

けん玉やドミノなどは、
ああでもしないと興味をつなげられないからという苦肉の策ではあろうが、
歌番組の品格を下げていることは間違いない。

低迷した視聴率の一方、
SNSの評判は概ね好意的だったとも言う。
特に、YOASOBIの『アイドル』は喜ばれたようだ。
私も、観る前はガチャガチャするだけにならないか心配していたのだが、
コラボした面々が素晴らしく、
圧巻のステージになった。
紅白の底力を味わった。
しかし、そういうシーンが多かったわけではない。

NHKのスタッフが欲しかったのは、
SNSの評価もさることながら、
単純に視聴率だろう。
今どき視聴率に一喜一憂するのはおかしいかもしれないが、
紅白が数字にこだわるのは宿命である。
そしてその視聴率は、決して望んだレベルではなかっただろう。

人選も含め、
歌番組としてできることはもっとほかにもあるのではないか。
数字と内容の両方を追うこともできるのではないかと思うのだが、
それは甘いのだろうか。

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幸福度ランキングで上位を占める北陸3県 [ヨモヤ]

日本総合研究所が2年ごとに発表している「都道府県幸福度ランキング」。
「健康」「文化」「仕事」「生活」「教育」といった基本指標と、
人々の幸福感を具体的に評価する尺度を用いて算出しているのだという。
最新2022年のランキング上位は以下のとおり。

1位 福井県
2位 石川県
3位 東京都
4位 富山県
5位 長野県

上位5位内に、北陸3県がすべてランクインしている。
地方に有利な設定になっているのではないかとの憶測も出るだろうが、
東京が3位に入っていることから、必ずしもそうではないことがわかる。

北陸3県は、仕事、教育、生活、といった面で評価が高い。
小中学生の学力テストでも常に上位に来ることでも知られている。

こうしたランキングに一喜一憂するべきではないだろう。
いろいろな指標や評価の仕方があり、あるランキングで下位だからといって、
その県に問題があると決めつけることはできない。
しかし、高い評価がなされるというのは、それはそれで意味があることであり、
素直に誇っていいことでもあると思う。

もちろん、難しい課題もたくさん抱えておられるだろう。
それでも、
大都市から距離があり、
雪が多く、
交通の便にも恵まれていない、
という状況のなか、北陸の方々が進めてこられた地域づくりに頭が下がる。

豊かな地域を作ってこられた北陸の方々だから、
きっと今回の震災からも立ち上がられると信じる。
その動きを、政治、行政、経済などあらゆる面で、
しっかり支えていかなければならないと思う。
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日経元旦紙面恒例「経営者が占う 株価・景気」 [経済を眺める楽しみ]

日本経済新聞元旦号の恒例企画
「経営者が占う20××年 株価・景気」。
今年も、ニトリの似鳥会長、ユニ・チャームの高原社長など、
そうそうたる20人の経営者たちが株価や景気を予想されている。

ちなみに、これまでの日経平均株価予想についての経営者の予想平均値と結果を振り返ると、

2016年の
予想は、高値22,300円 安値18,000円、
実際は、高値19,600円、安値14,800円、

2017年の
予想は、高値21,750円、安値17,500円、
実際は、高値23,400円、安値18,200円、

2018年の
予想は、高値25,440円、安値21,200円、
実際は、高値24,448円、安値18,948円、

2019年の
予想は、高値23,925円、安値19,110円、
実際は、高値24,091円、安値19,241円、

2020年の
予想は、高値25,450円、安値21,625円、
実際は、高値27,602円、安値16,358円、

2021年の
予想は、高値28,900円、安値23,875円、
実際は、高値30,795円、安値26,954円、

2022年の
予想は、高値32,850円、安値27,175円、
実際は、高値29,388円、安値24,681円。

正直なところ、2019年以外あまり当たっていない。

去年はどうだったかというと、
2023年の
予想は、高値31,200円、安値25,350円、
実際は、高値33,753円、安値25,716円だった。
安値はかなり近いが、高値は例年どおりイマイチの精度だった。

さて、2024年はどうだろう。
20人の経営者の予想の平均額を見てみると、
高値37,900円、安値31,250円となった。
大納会の終値が33,464円だったから、高値は13%ほどの上昇を見込んでいることになる。
最も低い安値を予想された方の数字が26,000円であり、
多くの経営者はあまり下がることを見込んでいないようだ。

注目は、20人中半数の10人が2024年中に史上最高値を更新すると予想していること。
日経平均の最高値は、1989年の38,915円。
半数の経営者がこれを超えると見込んでいる。
もちろん、多少は希望的観測も含まれているだろうし、
株価の予想など当たるも八卦的なところがあるから、多少割り引いて受け止める必要はあるが、
それにしても強気の予想が多い。
数々の不安要素はありつつ、
株価という点では堅調に推移すると見込んでいるのだろう。
当然ながら、この予想には能登半島地震は盛り込まれていない。

先にも書いたとおり、
錚々たるメンバーが予想しているにも関わらず、この予想は毎年あまり当たらない。
だから、今年もあまり当てにしてはいけない。
ただ、経営者が自らの名前を出して予想しているのであり、
これを参考にしない手もない。
じっくり読むとしよう。
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ここのところで読んだ30冊 [読書記録]

ここのところで読んだ30冊は以下のとおり。


「闇バイト」 廣末 登
「パーマネント神喜劇」 万城目 学
「非・バランス」 魚住 直子
「たんぽぽ球場の決戦」 越谷 オサム
「問題解決」 齋藤 顯一
「人を動かす」 デール・カーネギー
「映画女優のつくり方」 行定 勲
「昭和芸人七人の最期」 笹山 敬輔
「スローメディシンのすすめ」 デニス・マッカラ
「ジョン・レノン120の言葉」
「ついやってしまう体験のつくりかた」 玉樹 真一郎
「コミュニケーション力を高めるプレゼン・発表術」
「八王子のレッド・ツェッペリン」 木根 尚登
「困った人の説得術」 出口 知史
「キヨハラに会いたくて」 中溝 康隆
「南方熊楠」 唐澤 太輔
「社長のノート」 長谷川 和廣
「ライオンは眠れない」 サミュエル・ライダー
「風に恋う」 額賀 澪
「月のうた」 穂高 明
「一球の記憶」 宇都宮 ミゲル
「日本の異界」 清水 義範
「ニコニコ時給800円」 海猫沢 めろん
「資本主義と闘った男」 佐々木 実
「碧空のカノン」 福田 和代
「スマート泥棒」 悠木 シュン
「クロワッサン学習塾」 伽古屋 圭市
「押川先生、抗がん剤は危ないって本当ですか?」
「沖縄有事」 牧野 愛博
「目的への抵抗」 國分 功一郎
「第三の時効」 横山 秀夫

「映画女優のつくり方」を書かれた行定勲さんは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『GO』『劇場』などで知られる映画監督。沢尻エリカさん、竹内結子さん、長澤まさみさん、吉永小百合さんなどと一緒に作り上げた映画を振り返りながら、映画論を語られている。

中溝康隆さんの「キヨハラに会いたくて」は、若き日の清原和博さんを詳細に追ったノンフィクション。瘦せていて、泣いて笑って喧嘩しての清原さんは魅力的だった。巨人に移られてからの清原さんは、ううん。

横山秀夫さんの「第三の時効」は、警察小説の金字塔と言われる作品。と言われるだけのさすがの面白さ。
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