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中国株が下がる分上がっている感じの日本株だがさすがに急ピッチすぎる [経済を眺める楽しみ]

1月12日の日経平均株価は力強く続伸。
12日の終値は前日より527円25銭高い、35,577円11銭となった。
連日のバブル後高値の更新に、市場は沸いている。

日本株上昇の要因はさまざま言われているが、
中国売り 日本買い
という流れがその一端を担っているようだ。

この半年で見ると、
日本株が9%上昇した一方、
中国株は10%下落している。
この1年で見ると、
日本株が34%上昇した一方、
中国株は12%下落している。

中国経済の存在感は非常に大きいので、
中国経済の減速は日本にも影響を与えるはずだが、
株式市場に限って見れば、
中国株が下がっても日本株は下がらないどころか、
中国株と日本株は逆相関にあるようにさえ見える。

さて、日本株はどこまで上がるだろう。
ここまで駆け上がってくると、
日経平均で史上最高値の更新や40,000円という声が聞こえてくるが、
さすがにそこまで一気に上昇することはないだろう。
今年に入ってからの相場は過熱している感があり、
当然どこかのタイミングでスピード調整があるはずである。
それが来週であってもおかしくないし、
むしろ来週である方が自然である気もする。

年初から株価が上がっているが、
だからといって一年間調子がいいとは限らない。
油断は大敵。
しかし、指をくわえて見ているだけというのも、もったいない話。

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