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順当&らしい 日本アカデミー賞のノミネート [映画評]

第47回日本アカデミー賞のノミネート作が発表された。
アメリカのアカデミー賞に日本映画3作がノミネートされたことについてはニュースでも大きく取り上げられたが、
日本アカデミー賞については平穏。

優秀作品賞は以下の5作。
「怪物」
「ゴジラ-1.0」
「こんにちは、母さん」
「福田村事件」
「PERFECT DAYS」

まあ順当かな、と思わせられるラインナップ。
「怪物」「PERFECT DAYS」はカンヌ国際映画祭で賞を取った作品だし、
「ゴジラ-1.0」はアカデミー賞にノミネートされている。
「福田村事件」も国内の各種映画賞にノミネートされている。

日本アカデミー賞らしいのは「こんにちは、母さん」。
山田洋次監督作品が公開されたら、機械的にノミネートされる仕組みになっているようだ。
作品の良し悪しはさておき。
他の映画賞では、石井裕也監督の「月」「愛にイナズマ」が評価されているが、
アカデミー賞では山田洋次監督に弾き飛ばされた格好である。

最も多くの部門でノミネートされたのは「ゴジラ-1.0」。
15部門中12部門という。
存分に楽しませてもらったので、これは納得の結果。

ただ、去年の「ハケンアニメ!」のように応援したくなる作品が選ばれていないのは残念。
選考対象作品のなかからなら、
「リバー、流れないでよ」とか
「せかいのおきく」とか
「茶飲友達」とか
が選ばれていたら、もっと燃えるのだけれど。

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