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井上に前人未到の勲章がまた一つ 米リング誌の年間最優秀選手に選出 [ヨモヤ]

アメリカのボクシング専門誌「リング」が、
2023年の最優秀選手として井上尚弥を選出した。

「リング」は、世界で最も権威があるとされているボクシング専門誌。
毎年、
年間最優秀選手賞
年間最高試合賞
年間最高KO試合賞
などを選んでいる。
これまで井上は、
2019年にドネアとの試合で年間最高試合賞、
2018年にパヤノとの試合で年間最高KO試合賞を受賞している。

年間最優秀選手に選ばれるのは、当然ながら1人だけである。
つまり、その年に最も優れていたボクサーとして認定されることになる。
日本選手の受賞は初めてであり、
アジア人としてもパッキャオ以来の快挙である。

この報を受けて井上は、
「権威あるリング誌の最優秀選手に選出していただき、大変光栄に思う。2024年はより一層強い井上尚弥をお見せできるよう精進する」
とコメントを発表した。

日本には、過去にも名ボクサーと呼ぶにふさわしい選手がいた。
世界タイトル防衛13回の具志堅用高さん、
3階級を制覇した長谷川穂積さん、
現役王者のまま23歳で事故死された大場政夫さん、
世界ボクシング殿堂入りしているファイティング原田さんなど。
しかし、世界的なビッグネームと呼べる存在にまではならなかった。
まさに、新しい歴史を切り拓いていると言える。

井上は、2年ほどはスーパーバンタムに留まると発言している。
今後の対戦相手としては、
WBC1位のルイス・ネリ(メキシコ)、
WBA同1位のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)
といった名前が挙がっている。
こうしたスーパーバンタムの猛者を軒並み倒せば、
さらに上の階級へ挑戦することもあり得るだろう。

今や世界が注目するスーパースターとなった井上尚弥。
リアルタイムで彼の試合を見られている幸運を噛みしめたい。
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