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勝手に選出 2023年日本映画予告編大賞 後編 [映画評]

誰に頼まれたわけでもないのに勝手に選ぶ、
2023年日本映画予告編大賞。
ジャンルは
・予告編はよかったのに本編でがっかり大賞
・予告編音楽賞
・予告編そう来たか賞
・2023年日本映画予告編大賞

まずは、栄えない「予告編はよかったのに本編でがっかり大賞」。
こちらは衆目の一致?するとおり、
「シン・仮面ライダー」
に贈呈したい。
スタイリッシュでクールで、
セリフ一つなく、
最後はライダーキックで締める。
このカッコいい予告編で、あの本編。
脱力半端なし。
https://www.youtube.com/watch?v=PUcK-59_ykI

続いて「予告編音楽賞」。
音楽映画である「BLUE GIANT」
森山直太朗さんの「さもありなん」がぴったりはまった「ロストケア」
アイナ・ジ・エンドさんの声が響く「キリエのうた」
なども捨てがたいが、
ドレスコーズの「ドレミ」がわびしく流れる
「零落」に進呈したい。
本編は今一つだったが、風俗嬢役の趣里さんが魅せた。
https://www.youtube.com/watch?v=KWoG-uiuxJA

「予告編そう来たか賞」は、
「妖獣奇譚 ニンジャ VS シャーク」。
わざとB級感満載の作りにし、語りは英語。
あざといのだが、ここまでやってくれるとあり。
ただし、本編はそれほどでもない。
https://www.youtube.com/watch?v=_ueCMtvEie0

さて、残すは2023年日本映画予告編大賞のみ。
この賞は単にいい予告編に差し上げたい。
2023年の邦画はゴジラの年だったと思うが、予告編も素晴らしかった。
本編が観たくなるのはもちろん、予告編だけでも十分に楽しめた。
ゴジラを差し置いて予告編大賞として選ばせていただいたのは、
「少女は卒業しない」。
原作ファンであり、かつ河合優実さんのファンでもあるという点で下駄を履いているのは事実だが、
逆にがっかりになる可能性もある。
この予告編は、原作のよさをしっかり表現して本編へのワクワクを高め、
出演する少女たちのいいところをばっちりとらえている。
本編はまあ。
https://www.youtube.com/watch?v=mgD3UeXGDyE

※2023日本映画予告編大賞にノミネートしたのは、概ね公開順に以下の19作品。
「Sin Clock」
「BLUE GIANT」
「少女は卒業しない」
「ちひろさん」
「茶飲友達」
「Winny」
「零落」
「シン・仮面ライダー」
「ロストケア」
「妖獣奇譚 ニンジャ VS シャーク」
「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」
「せかいのおきく」
「遠いところ」
「神回」
「キリエのうた」
「春画先生」
「ゴジラ−1.0」
「愛にイナズマ」
「花腐し」

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