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無印良品「コオロギせんべい」は昆虫食の先駆けとなるか [ヨモヤ]

無印良品を運営する良品計画が、
「コオロギせんべい」の先行販売を無印良品のネットストアにて実施すると発表した。
無印良品のホームページには、「コオロギせんべい」の販売に至った経過について、
以下のように書かれている。

“やがて来るだろう世界の食糧危機への対策として、昆虫食が注目を集めています。
栄養価が高く環境への負荷も少ないことから、国連食糧農業機関(FAO)も推奨。
まだ抵抗感をもつ人も多い食材ですが、無印良品は徳島大学と連携してコオロギ粉末入りのせんべいを開発しました。
地球にやさしい未来食です。”

同ホームページにおいて、昆虫食が求められる理由として、
・人口増加に対応した食糧の確保策として、家畜の代替えとなるのではないかと考えられていること
・昆虫は主要な栄養素を多く体内に含むため、栄養素を効率よく摂取すること
・昆虫を生育する際の温室効果ガス排出量や必要な水やエサの量が、一般的な家畜と比べて圧倒的に少なく、環境負荷も軽減されると言われていること
が挙げられてる。

こう並べられると、昆虫食がこれから大切になってくるように思える。
すでに、いろいろな国で昆虫は普通に食べられているし、
日本でもイナゴはよく食べられていたと聞く。
問題は、イメージと味である。
鳥や豚や、
エビやタコやウニは食べられるのに、
バッタは食べられないというのは、なんだかおかしいが、
これは理屈ではない。
なんだか、こう、もぞもぞする。

無印良品の「コオロギせんべい」では、見た目コオロギ感は全くないので、
多くの方が抵抗感なく食べられると思うが、
それでもなんとなく、もぞもぞする。
はっきり形が残っていたら、より一層もぞもぞ感は増すだろう。

しかし、これは慣れの問題かもしれない。
栄養価が高く、環境にもやさしいとなれば、
これを取り入れない手はないからである。
十年もしたら、昆虫食はごく当たり前の光景になっているかもしれない。
食への好奇心がそれほど高くない私は、とりあえず様子見だが。

無印良品のコオロギせんべいのHPはこちら
https://www.muji.com/jp/ja/feature/food/460936

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