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必然にも見えた西武ライオンズのクライマックスシリーズ敗退 [ヨモヤ]

パ・リーグ3位でクライマックスシリーズに進出した西武ライオンズは、
ソフトバンクに連敗。
ここで敗退となった。
西武のクライマックスシリーズは2018年のファイナルステージ第3戦以降、
すべてソフトバンク相手に9連敗。
同一チームに大舞台で9回続けて負けるとなると、
チーム力以外の何かが働いていると考えるのが普通だろう。

不可解だったのは、クライマックスシリーズ前に辻監督の交代が報じられたこと。
正式には10月9日発表になっているが、
それより前に堂々と報じられていた。
つまり球団は、
このあとクライマックスシリーズを勝ち抜いて日本一になっても辻監督を交代させようとしていたか、
勝ち抜けるわけがないと決めつけていたか、
ということになる。
これではチームの士気が上がるはずはない。

試合を見ても、
目の色を変えて勝利に飢えているソフトバンクと、
一生懸命にやれば結果もついてくるだろうという感じの西武、
という感じに受け取れた。
もちろん、負けているチームに覇気がないように見えるのは仕方がないことで、
実際には両チームとも必死なのだと思う。
しかし、なんというか熱量に差があるように見えたのも確かだった。

西武はFAで選手がポロポロ抜けていく球団として知られている。
今回の監督交代も、そうしたことと根底で関係があるのかもしれない。
このオフも、森、外崎といったところがFAを行使すれば、戦力ダウンは避けられない。
それでも、
涌井も、岸も、浅村も、菊池雄星もいなくなっても、
それなりに戦っているのは立派である。
しかし、埼玉西武ライオンズには何か足りない点があるのではないか。
クライマックスシリーズでの戦いぶりと監督交代劇を見て、
そんなことを感じたファンは少なくないと思う。

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