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ドラフト下位でも育成でもプロに入ったら関係ない [ヨモヤ]

プロ野球のドラフト会議が終了した。
今年も悲喜こもごも。
隠し玉的な指名あり、
思わぬ指名漏れあり。

プロ野球という夢の舞台への足掛かりをつかんだ選手たちの中にも、
どうして自分がこんなに下位なのかと思うものもいるだろう。
甲子園のナンバーワンヒーロー、近江高校の山田くんも5位指名だった。

その山田くんは指名を受けてこんなことを話したという。
「指名をいただけたことに感謝ですし、プロに入ってしまえば、何位とかは関係ない。
自分をどんどん出してアピールしたい」
そのとおり。
ドラフト何位とか、全然関係ない。

今年、オリックスに宇田川という投手が出て来た。
直球は常時155キロ前後で、MAX158キロ。
そして、フォークもすごい。
いや、こんな選手知らなかったと思って調べてみると、
2020年の育成3位だったという。

プロに入って2年目であんなにエグイ球を投げる投手が、
育成まで残っていたということに驚く。
そこまで残っていた選手をきっちり指名し、
早期に戦力にしたオリックスの育成力もすばらしい。

おそらく宇田川も、育成での指名には忸怩たる思いもあっただろう。
しかし、プロに入ったら関係ない。
力があれば出てくる。

たまに、
「ドラフト1位はチャンスを与えられる機会が多くて恵まれている。
その点、ドラフト下位だった自分は・・・・」
などとくよくよ言っている選手がいる。
そんなことを気に病んでも仕方がないし、
それを言い訳にしてしまうのはもったいない。

ドラフト下位や育成指名の中に、
きっと第二第三の宇田川がいる。
どんな選手が出てくるか、新たな驚きを楽しみにしよう。

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