SSブログ

日経平均28,000円台は固まったか [経済を眺める楽しみ]

4月14日の日経平均は6日続伸。
前日比336円高の28,493円で取引を終えた。

上昇の主な要因とされているのはアメリカ市場の反発。
アメリカの卸売物価指数が前月から低下し、市場予想を下回ったため、
FRBが利上げを早期に停止するのではないかとの観測が生まれ、
株式相場が大幅反発となったことが日本の上昇にもつながったとされる。

日経平均は、4月12日に終値ベースで28,000円台を回復し、
その2日後には28,500円近辺まで到達したことになるから、
28,000円台は固めつつあるといっていいだろうか。

ただし、この6日間だけで1,000円以上上げているため、
その反動減がありそうだし、
14日の上昇はユニクロを展開するファーストリテイリングに引っ張られた面も大きかった。

とはいえ、個別株はともかく、
日経平均やTOPIXといった指数に対して、
突き抜けて上昇するような勢いを求めている人は少数派だろう。
少しずつでも上がってくれれば御の字、
大きく下がらなければまあいい、
くらいに構えているべきなのかもしれない。
指数がそれなりの水準にあり続けているなら、
業績のいい企業はきっと株価も上がっているだろうから、
それを探せばいい。
全部下がる、という状況になってしまったらどうにもならない。

30,000円まではまだ距離がありそうだが、
28,500円から5%上がれば29,900円。
そう考えると30,000円はそう遠くない。
まずは28,000円台を固めて、29,000円へ。
その先、今年中の30,000円があっても全く不思議ではない。

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事