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おかわりくん前人未到の大記録 2000三振到達 [ヨモヤ]

西武のおかわりくんこと中村剛也選手が、
日本プロ野球初の2000三振を記録した。
不名誉な記録ではあるが、
どれだけ三振しても試合に出続けることができたからこその記録であり、
同じ試合で通算460本塁打を放つなど結果を残してきたからこそでもある。

三振数は歴代1位になったが、
ホームラン王獲得回数も歴代3位。
これは歴史的大打者である王さん、野村さんに次ぐもの。
落合さん以上ということになる。

おかわりくんの代名詞のようになっている満塁ホームランは通算22本。
これは2位の王さんの15本を大きく引き離すぶっちぎり。

語り継がれるべき圧巻のシーズンは2011年。
この年は、新たに採用された統一球の影響で、とにかくホームランが少なかった。
そんななか、おかわりくんだけはただひたすら打ち続け、48本でホームラン王。
この年の千葉ロッテのチームホームランは46本だったから、ひとりでそれ以上の数を打ったことになる。
パ・リーグ全体のホームラン数は454本だったというから、おかわりくん一人で1割強を占めるという無双ぶりだった。

おかわりくんは、
コンスタントに成績を残すタイプではなく、割りと山あり谷あり。
しかし、年齢的にさすがに近年は衰えたのかと見えたが、
プロ野球生活22年目でまた盛り返してきた。
規定打席にはわずかに足りていないが、
打率は3割を超え、長打率も高い。
「全盛期をおかわり」
といった声も聞かれる。

失礼ながら、意外と足が速かったり、
見ていて楽しい選手でもある中村選手。
少しでも長くグランドに立ち続けてほしい。

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