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ラグビー強国に向けて厳しい見方も必要では [ヨモヤ]

ラグビーワールドカップフランス大会。
日本は1次リーグの第4戦でアルゼンチンと対戦し、27対39で敗退。
2大会連続の決勝トーナメント進出はなりませんでした。

勝負は時の運。
勝つときもあれば負けるときもある。
だから、健闘を称えたいと思う。
一方で、
前回進出できた決勝トーナメントに行けなかったのは事実。
4年前と主力選手の新陳代謝が進まなかったのも事実。
ラグビー強国に向けて、
応援する側、見る側も、いつまでも
「感動をありがとう」
でいいのだろうか。

アルゼンチン戦では、
強化試合の段階から指摘されていた「得点直後の失点」が繰り返された。
相手にしてやられた、というより、
こちら側のミスによる失点も目立った。
同じ選手に何度もやられるのもどうなのだろうと感じた。
また、世界一の練習量と言われながら、
イングランド戦でも、サモア戦でも、アルゼンチン戦でも、
最後の20分間でズルズルと失点を重ねた。

もし、こうしたやられ方を、
野球日本代表がWBCで、
サッカー日本代表がワールドカップで、
演じてしまったらどうだろう。
監督以下、激しい批判にさらされることは間違いない。

繰り返すが、
勝負は時の運である。
負けたときに、その腹いせのように選手やスタッフを責めるのはよくない。
しかし、その種目で世界の頂点を目指していこうと、応援する側も含めて本気で考えるのなら、
その敗因やチーム編成、選手育成の反省点を、
しっかり見届ける必要もあるだろう。

2019年当時と比べて、この4年間で日本ラグビーは進化できたのか。
できていないのだとしたら、それはなぜなのか。
しっかり総括すべきだと思う。
シビアな批評眼がチームを育てるのだとしたら、
応援する側の総括も必要なのかもしれない。
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