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これがパのクライマックス ~ロッテ対ソフトバンクは歴史に残る激闘~ [ヨモヤ]

1勝1敗で迎えたパ・リーグのクライマックス・シリーズ、ファースト・ステージ第3戦。
ロッテが奇跡的な逆転劇を演じ、ファイナルステージ進出を決めた。

9回まで0-0のまま両チームが譲らない展開。
10回の表にソフトバンクが3点を取ったときには、誰もがこれで決まったと思っただろう。
1点ならわからないし、2点ならなんとかなっても、
3点となると1イニングで返すのはしんどい。
しかし、ロッテはそれをやってのけた。

今年で場内アナウンスを引退される谷保さんを日本シリーズに連れて行くということで、
選手とファンが一丸となっている感がある。
月曜日のナイター。
夜の10時をはるかに過ぎても、ロッテファンは帰らない。
いつまでも興奮は冷めなかった。

今はセ・パ両リーグで行われているクライマックス・シリーズだが、
もともとは2004年から2006年の3シーズンの間、
パ・リーグが単独で行ったプレーオフが発祥。
これの盛り上がりを見てセが追随した格好である。
そのくらい、パのポストシーズンは盛り上がる。
熱い試合が繰り広げられる。

負けたら終わりの真剣勝負。
上位チームであればあるほど負けられない気持ちが強くなり、
下位チームは負けてもともとと思い切ったプレーを展開し、
奇跡的なプレーが生まれる。
名勝負が生まれる。

ファイナルステージは、オリックス対ロッテ。
ペナント中の戦い方を見ても、
投手のローテーションを見ても、
オリックスが圧倒的に有利であることは間違いない。
しかし、勝ち負けを超えた熱い試合が見たい。
バチバチぶつかる試合が見たい。
それが見られるのが、パのクライマックスであるはずだ。

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