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プロ野球選手のヒーローインタビューはなんとかならないか [ヨモヤ]

勝ったチームにのみ許されるヒーローインタビュー。
球場に足を運んだ方は、その日のヒーローのコメントを楽しみにされていることだろう。
どんな思いで打席に入ったのか、
あの一球にはどんな意味があったのか、
ファンにどんなことを伝えたいか、
これからのペナントレース、どんな気持ちで戦っていくか、
などなど。

しかし、多くの選手のコメントは、
「最高で~す」。
なんじゃそりゃ。

先日、NHK「サンデースポーツ」で、
阪神・岡田彰布監督が、佐藤輝明内野手にヒーローインタビューの答え方を指導していたことを話された。
岡田監督は
「ファンはどんな感じで打ったのかを聞きたいはずなんでね。
最高ですで済ますな。ちゃんと説明しろとは言うたんですよ」
と伝えられたらしい。

まさにそのとおり。
お客さんは、
早く帰らないと電車が混むのに、
早く帰らないと明日の仕事に差し支えるのに、
ヒーローインタビューを楽しみに待ってくださっている。
それを
「最高で~す」
では浮かばれない。

ヒーローインタビューに呼ばれたらなんと言おうか、
とか事前に考えておいてほしい。
若しくは、たどたどしくていいから、自分の言葉で伝えてほしい。
若しくは、羽目を外した大喜びでもいい。

また来たい、また来ようと思ってもらえるためにも、
ヒーローインタビューの受け答えは大切。
楽しみにしている人が大勢いることを是非忘れないでほしい。

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