SSブログ

微妙な数字も99年ぶりとあれば快挙  ~ 大谷が何かすると歴史が掘り起こされる ~ [ヨモヤ]

エンゼルスの大谷翔平が12号ホームランを放った。
大谷は投手としては長期離脱中だが、シーズンの前半に4勝を挙げていた。
その結果、
同一シーズンに12本塁打&4勝を記録したことになり、これはメジャー史上99年ぶりの記録、
なんだとか。
1888年のジミー・ライアン(ホワイトストッキングス)、
1919年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来、
3人目だという。

12本塁打&4勝というくくりがなんとも微妙だが、この数字がおよそ100年ぶりになることから改めてわかるのは、メジャーでも二刀流の選手はこの1世紀現れていなかったということである。
ジミー・ライアン(この選手初耳)とベーブ・ルースの間にも30年ほどの年月が流れているように、100年前当時の野球でも、両方で成績を残す選手はあまりいなかったことがわかる。
大谷が、いかに突出した存在かわかる。

もちろん、二けた勝利&二けた本塁打を目指していただろう大谷からすれば、投手としての4勝は全く不満であろう。
逆に、ここまでのホームランの数については、想定以上かも知れない。
こうなると、次年度以降の使われ方も難しくなるだろう。
先発で、100マイルの速球と高速スプリットを操る投手も魅力だが、
左打ちで、長距離砲で足もある、
という打者も貴重だからだ。
日本では投手での評価が高かったように思うが、それが逆転するかも知れない。

問題は、怪我である。
日本でも多かったが、アメリカでも早速やってしまった。
怪我を恐れては何もできないが、
怪我をしてしまっても何もできない。

フルシーズン、大谷が万全の体調でプレーしたらどんな成績を残すのだろう。
そんなシーズンを見てみたい。
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事