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交流戦明けのオリックスにも注目 [ヨモヤ]

セ・パ交流戦で、
オリックスが、11年ぶり2度目となる優勝を果たした。

オリックスが最後にリーグ優勝したのが1996年。
20世紀である。
監督は仰木さん、イチローが主力だった時代。
それから20年以上。
途中2位になった年もあったが、ほとんどの年はBクラス。
苦しい時代を過ごしてきた。
交流戦で優勝しても、このあと崩れてしまっては仕方がないが、
今年は食らいついて行けそうな雰囲気がある。

投手陣には、
山本という球界ナンバーワンクラスのエースが君臨し、
高卒2年目にして異様な落ち着きを見せる宮城の安定感も特筆もの。
ブルペンはやや心もとないが、
それぞれがなんとか役割をこなしている。

打つ方では、ラオウこと杉本の活躍が大きい。
吉田というこちらも球界ナンバーワンクラスの選手がいるが、今まではその後ろを打つ選手が心もとなかった。
これで外国人選手が打ち出してくれば、ますます戦力は上がる。

若々しい中嶋監督の采配ぶりも目を引く。
失礼ながら、福良監督、西村監督の時代は、暗いイメージが染みついていた。
今なら負けているときも、なんとかなりそうな気がする。

交流戦で大きく勝ち越したことにより、ソフトバンクに追いつき、楽天にも迫ってきたが、
勝負はここからである。
ソフトバンクは、千賀、モイネロ、グラシアル、森らを欠いている状況であり、本来ならもっと叩いておかないといけない。
楽天は、順調に戦っているが、まだマー君にエンジンがかかっていない。
つまり、上位2チームにはまだ伸びしろがあると考えるのが自然であろう。
挑戦者であるオリックスは目の前の試合を戦っていくしかないが、
できればオールスター前くらいまでにさらに勝ち星を増やしておきたいところである。

ここのところずっと、
オリックスの実質的なシーズンは6月頃には終了していた。
しかし、今シーズンは9月10月まで続きそうである。
ずっと応援してきてくださったオリックスファンの方に、報いることができるだろうか。

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