SSブログ

めんどくさくても不合理でも 元号がある喜び [ヨモヤ]

新元号が「令和」と発表された。
聞いた瞬間、なんかしっくりこないなあ、と思ったが、たった1日でなんとなくなじんできた。
さらに、「令和」以外の元号候補案が、
「万保」「万和」「広至」「久化」「英弘」
だったと知り、
「確かにこの中なら『令和』がいいな」
と感じた。

国際化が進み、IT化も進み、
元号に不合理な点が目立ってきた。
効率性だけを考えれば明らかにマイナスであり、
企業によっては、西暦に統一しているところもあると思う。

それでも私は元号が好きだ。
元号がない国に対して、
「いいでしょ~」
と自慢したくなる。

今回、国書から言葉をとったことが話題となっているが、正直なところピンと来ない。
それが当たり前だろうと思うからである。
将来、夏目漱石や川端康成の小説の一節から言葉がとられる日が来るかもしれない。
いや、村上春樹の文章からとられることがあるかもしれない。
そんなことを考えるだけでちょっと楽しい。

元号があってうれしい。

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事