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日経平均は節目の22,000円を軽々突破  ~ 株価はさらなる上昇に向かうのか ~ [経済を眺める楽しみ]

去年の後半くらいから、景気についてはネガティブなニュースが次々に届けられている。
米中の経済摩擦だ、
中国経済の失速だ、
日本経済は後退局面に入った、
などなどである。
そうした状況を受けて、株価も一旦大きく調整した。

しかし、その後株価はジリジリ戻している。
どうも中国の完全な失速はなさそうに見えるし、
アメリカ経済も好調を保っているうえ、
円高に振れることもない、
という状況が、買い安心感につながっているのだろうか。

4月15日の株式市場はさらに好調。
日経平均は大幅に3日続伸し、節目だった22,000円を軽々と上回り、年初来高値を更新した。
出遅れているTOPIXも反発し、こちらも年初来高値。
どうも世の中の空気と株価は反比例しているような感さえある。

ここからのさらなる上昇に向けては、企業決算を見極める必要がある。
2019年3月期の決算は、すでに織り込まれている部分が多いので、
問題は2020年3月期の見通しがどうなるか。
ここまではあまり期待されてこなかったが、ここが市場の見方より強気に出されるようなら、
上昇に弾みがつきそうだ。
もちろん、反対の場合もあるだろう。

予定通りなら、今年の10月には消費増税という試練が待ち構えている。
ここに来ての株価の上昇は、それを乗り越えられると市場が踏んでいるからだろうか。
どうにも確信が持てないので、私は見るだけにしているが、乗り遅れてしまった焦りもなくはない。

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