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ウォッカが去った年にアーモンドアイが歩む 史上最強馬への道 [ヨモヤ]

2007年の日本ダービーを牝馬として64年ぶりに制したウオッカが15歳で亡くなった。
GⅠ勝利は史上最多タイの7勝。
ウォッカのことを、史上最強の牝馬という人は多い。

ほかに強い牝馬と言えば、
ウォッカと宿命の対決を繰り広げたダイワスカーレット(12戦8勝2着4回)、
牝馬3冠にJC連覇のジェンティルドンナ、
いつでも飛んできたブエナビスタ、
などの名前が上がる。

こうした馬たちは、間違いなく歴史に残る名牝と言えるが、「史上最強馬」という掛け声まではかからなかった。
最強となると、
シンザンやシンボリルドルフ、
オルフェーブルやディープインパクトなどに票は集中するだろう。

しかし、昨年牝馬3冠+ジャパンカップを制し、
先日も海外GⅠであるドバイターフを勝ったアーモンドアイは、
牝馬の枠を超えて、史上最強馬への道を歩んでいるように見える。

獲ったGⅠの数だけで価値が決まる時代ではないが、
それにしても4歳春の段階ですでに5つのGⅠを制しているのはすごい。
勝ちっぷりもどれも印象的であり、スーパースターの品格がある。
国内に専念すればいくらでも勝てそうだが、ターゲットは日本馬の悲願である凱旋門賞であるという。
もしこのまま連勝を伸ばして凱旋門賞も制したとしたら、
ディープをも超えた存在になるかもしれない。
令和元年が伝説の年になるだろうか。

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