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無敗の皐月賞馬サートゥルナーリアは先輩たちに続けるか [ヨモヤ]

牡馬クラシック戦線第1弾皐月賞は、断然の一番人気に押されたサートゥルナーリアが勝利を収めた。
無敗での皐月賞制覇は、あのディープインパクト以来。
ちなみに、グレード制導入後の「無敗の皐月賞馬」の先輩は以下の6頭。
とんでもない豪華メンバーである。

1984年シンボリルドルフ(史上最強馬の呼び声高い「皇帝」)
1985年ミホシンザン(シンザンの子。GⅠ3勝)
1991年トウカイテイオー(ルドルフの子。無敗のダービー馬)
1992年ミホノブルボン(坂路の申し子。無敗のダービー馬)
2001年アグネスタキオン(無敗のまま引退。幻の三冠馬)
2005年ディープインパクト(日本競馬の最高傑作。「英雄」)

このメンバーを見ると、サートゥルナーリアの未来は約束されたもののように見える。
しかし、皐月賞のレースぶりはここに挙げた6頭とは少し違う。
圧倒的な強さを見せた先輩たちと比べ、サートゥルナーリアは3着までアタマ、クビの大接戦。
1強のイメージではなかった。

もちろん、サートゥルナーリアは年明け初戦であり、ダービーを見据えた仕上げだったと思われるから、2・3着の馬とは着差以上の差があったとは言えるだろう。
それにしても、力の差を見せつけるまではいかなかったことは確かである。

ダービーでもサートゥルナーリアが断然の一番人気になることは間違いない。
しかし、先に挙げた無敗の皐月賞馬の先輩たちほどの信頼感がないことも事実である。
(ついでに言えば、馬名も強そうに聞こえない)
本当の名馬かどうか、府中の2400で証明されることになる。

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