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速い球を投げるために足を高く上げるべきか [55歳125キロプロジェクト]

令和2年、西暦2020年に向け
「55歳過ぎの腰痛持ちが、125キロの速球を投げるプロジェクト」
を実施中である。
軽~く、キャッチボールを始めた。
これから徐々に上げていこうとは思うが、
腰痛を抱えているために、走り込みやウエートトレーニングはできない。
そんな制約の中で球速を上げるためには、フォームの研究が欠かせない。
今日は、足を高く上げるべきかどうか考えてみたい。

まずは、速い球を投げるピッチャーのフォームを見てみよう。
今年の日本球界で最も速い球を投げているのが、ソフトバンクの千賀である。
フォームを見ると、特別足を高く上げてはいない。
今年は打者に専念する予定の日本人最速のエンゼルスの大谷も、それほど足を上げない。
一方、高校生で163㎞を出したことで話題の佐々木朗希くんは、かなり足を高く上げるフォームである。

そもそも投げる時に足を上げるのは、
軸足に体重を乗せ、
その後の重心移動につなげるためである。
足を高く上げるということは、反動を十分に使おうということだろうか。
勢いをつけるためには、足を上げられるだけ上げた方がいいように思える。

しかし、当たり前だが、上げた足は下すことになる。
そして下しながら体重移動していく。
ボールを真下に投げるわけではなく、前に投げるからである。
上からドスンと下すことはしない。
ドスンと下すと力のロスにつながるからである。
であれば、わざわざ足を高く上げる必要も無いような気もする。

近年の投手は、ランナーがいなくてもセットポジションで投げることが多い。
その方が、軸がぶれにくく、体重移動をしやすいからであろう。
つまり、大切なのは、上下移動よりも前後移動であるように思う。
前後移動をしやすいのであれば足を上げるのもありだが、
私のように足腰がしっかりしていないものが足を高く上げても、得るものは少なそうだ。

結論は、
私の場合、足を無理に高く上げる必要はなく、
それより、軸足からスムーズに体重移動ができる足の上げ方が求められる、
というものである。

ちなみに161㎞を出した千賀の美しいフォームはこちら。
見習いたい。
https://www.youtube.com/watch?v=NT4o_xoDaZE
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