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どんな会社に入っても多少は後悔する ~ やり直すのもアリだが、一度踏ん張ってみるのも大切 ~ [ヨモヤ]

せっかく入った会社なのに、すぐやめてしまう若者が多いという。
入った後、
「向いていない」と痛感してしまった場合や、
「どうしても先が見えない」と思い知ってしまった場合、
「やばい、ブラックだ」とわかってしまった場合、
などなど、やめる理由は様々だろう。
今の時代、勤め上げなければならないというものでもない。
しがみつけばいいというものでもない。

人材広告企業の大手マイナビが、
ネットで実施した「2019年新入社員1か月後の意識調査」の結果を発表した。

新卒で入社した会社で何年ぐらい働くと思うかを聞いたところ、
「3年以内」が最も多く22.2%、
「定年まで」が次いで21.8%、
「4~5年」が14.9%
だったという。

「3年以内」に辞めるだろうと考えている人が5分の1以上いると聞くと、
なんだかえらく堪え性がないように思えるが、その理由を見ると少し趣が変わる。
つまり、上位から、
「ライフステージに合わせて働き方を変えたいから」
「転職でキャリアアップしていきたいから」
「色々な会社で経験を積んでいきたいから」
といった、かなり前向きな理由が並ぶからである。
4位以降となると、「給料がいまいちだから」「仕事がハード/厳しそうだから」「仕事にやりがいがない/やりがいがなさそうだから」
と残念なラインナップとなる。

前向きな理由で会社を辞めるのなら、次につながっていく感はある。
駄目なところで、若い時代を無駄にするのももったいない。
しかし、見切ってしまう前に、少し頑張ってみることも必要だろう。
時が経てば、
うだつが上がらないように思えていた先輩がとんでもない技能を持っていたり、
くだらないと思っていた仕事が社会に大きく貢献していたり、
と最初は見えなかったものが見えて来ることもある。

私自身転職組であり、職を変えることを否定はしないが、
我慢が必要なケースがあることも言うまでもない。
どの会社で働くかということは、どの学校に入るかということ以上に一生を左右する。
結論に飛びつかず、じっくり考えよう。

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