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映画評 「嵐電」 [映画評]

毎週楽しみにしている日経新聞夕刊の映画評。
そこで、本作「嵐電」が★5つの評価を受け、絶賛されていた。

主演は、井浦新さん。
私の大好きな映画「ピンポン」にスマイル役で出演していた。
共演した窪塚洋介さん、中村獅童さんらが即大ブレイクするなか、
ARATAさんはゆっくりゆっくり力をつけ、井浦新になり、
今や貴重な映画俳優になられている。
ピンポンファンとして、とても嬉しい。

さて、映画であるが、正直なところ私の苦手な類の映画だった。
評論家の方には受けるのかもしれないが、私にはさっぱり。
意味のわからないシーンが次々差し込まれ、ふう。
何かの寓意があるのだろうが、私にはどうにも辛気臭い。
好みの問題であるのだろうが、とにかく苦手なタイプである。
こういう作品を面白がれるのが映画評論家なのだとしたら、私は決してなれそうもない。

本作の本当の主役は、タイトルどおり、「嵐電」こと京福電気鉄道嵐山本線である。
1両編成で、まちなかをトコトコ走る姿は魅力的だった。
だから、「嵐電」のプロモビデオだと思えば、まずまずの出来である。

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