映画評 「耳を腐らせるほどの愛」 [映画評]
楽しみにしていた「町田くんの世界」がはまらず、
あと楽しみにしているのは岡田准一さん主演の「ザ・ファブル」くらい。
それでも、時間が空けば映画を観たくなる。
ゴールデンウイークはとうに過ぎ、
夏休みにはちと早いという微妙な時期。
映画館にかかっているのは「アラジン」「ゴジラ」という定番の対策。
それらはきっと面白いのだろうと思うけれど、面白いと決まっている映画を観ても面白くない。(んなことないか)
そこで、いろいろ考えた末に選んだのが本作、「耳を腐らせるほどの愛」。
多分、ダメなんだろうなあと思いつつ、
お笑いファンとしては、
NON STYLEの井上裕介さんが主演で、石田明さんが脚本、
とあっては、見届けておく必要があるように思えた。
映画の内容は、いわゆるドタバタコメディ。
一応、孤島での密室殺人的な設定にはなっているが、
誰もミステリーとは思わないし、ミステリー仕立てにもなっていない。
井上さんがいつものキャラで飛ばし、
他の出演者もベタベタの演技でかぶせてくる。
つまらなくはない。
それなりに面白く2時間が過ごせる。
しかし、映画を観た充足感はない。
映画は、ただ面白ければいいというものではないのだ。
そこが難しい。
ややこしい映画がいいというわけではないし、
コメディでも、いい映画はいくらでもある。
本作は、なんというか、どうにも物足りない作品であった。
土曜の午後4時頃から特別企画枠で90分番組として放送されていればそれなりなのだろうが、
映画という枠で見るとシオシオであった。
オチも、まあ。
興味深かったのは、映画の中に出てくる、
「東中野たとえ話サークル」。
このサークルには、ちょっと惹かれた。
「耳を腐らせるほどの愛」は、映画としてはどうにも届いてこない。
テレビか、
若しくは舞台なら映えるのだろう。
あと楽しみにしているのは岡田准一さん主演の「ザ・ファブル」くらい。
それでも、時間が空けば映画を観たくなる。
ゴールデンウイークはとうに過ぎ、
夏休みにはちと早いという微妙な時期。
映画館にかかっているのは「アラジン」「ゴジラ」という定番の対策。
それらはきっと面白いのだろうと思うけれど、面白いと決まっている映画を観ても面白くない。(んなことないか)
そこで、いろいろ考えた末に選んだのが本作、「耳を腐らせるほどの愛」。
多分、ダメなんだろうなあと思いつつ、
お笑いファンとしては、
NON STYLEの井上裕介さんが主演で、石田明さんが脚本、
とあっては、見届けておく必要があるように思えた。
映画の内容は、いわゆるドタバタコメディ。
一応、孤島での密室殺人的な設定にはなっているが、
誰もミステリーとは思わないし、ミステリー仕立てにもなっていない。
井上さんがいつものキャラで飛ばし、
他の出演者もベタベタの演技でかぶせてくる。
つまらなくはない。
それなりに面白く2時間が過ごせる。
しかし、映画を観た充足感はない。
映画は、ただ面白ければいいというものではないのだ。
そこが難しい。
ややこしい映画がいいというわけではないし、
コメディでも、いい映画はいくらでもある。
本作は、なんというか、どうにも物足りない作品であった。
土曜の午後4時頃から特別企画枠で90分番組として放送されていればそれなりなのだろうが、
映画という枠で見るとシオシオであった。
オチも、まあ。
興味深かったのは、映画の中に出てくる、
「東中野たとえ話サークル」。
このサークルには、ちょっと惹かれた。
「耳を腐らせるほどの愛」は、映画としてはどうにも届いてこない。
テレビか、
若しくは舞台なら映えるのだろう。