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これだから野球はわからない ~ 主力欠く日ハムが涌井・マー君を撃破 ~ [ヨモヤ]

開幕から精彩を欠いていた日本ハムをコロナ禍が襲った。
13人のコロナ感染が判明し、なかには西川ら主力選手も含まれていた。
まさに
弱り目に祟り目、
踏んだり蹴ったり
泣きっ面に蜂。
その影響で西武戦及ロッテ戦が中止になったが、選手が揃わないまま、楽天戦から再開となった。

相手・楽天の先発は、涌井、田中という大物2人。
ただでさえ攻略が難しい両巨頭に対するには日本ハムの戦力はあまりにもひ弱に見えた。
5月8日の日本ハムのスタメンを見ると、
9人中4人が打率2割未満。
この4人の打率は、
.000
.111
.091
.095
守備固めに出て来た、というわけではなく、先発メンバーの打率がこちらである。
ある意味、すごいスタメンと言える。
このメンバーで、涌井、田中に立ち向かう。

しかし、結果は日本ハムの連勝。
そんな馬鹿な、と思うような結果だが、そんなことが起きるのが野球である。

首位の楽天を最下位の日本ハムが連破したことで、
パ・リーグは首位から最下位までわずか3.5ゲーム差の大混戦となった。
優勝候補筆頭のソフトバンクに、
千賀、東浜、森に続き、グラシアルまで離脱するというアクシデントが生じており、
これが混戦に拍車をかけている。
いやというほど選手層が厚いソフトバンクだが、
さすがに先発の柱二人と抑えのエースと4番打者が抜けては、戦力は大幅にダウンする。

ソフトバンクに怪我人が出るのはほとんど毎年のことで、
シーズンの前半にもたもたするのも例年のこと。
じっくり構えて、秋の本番に備えてくるのがいつものパターン。
パの他のチームは、それを織り込んで今のうちにしっかり叩いておく必要がある。

どのチームにもチャンスがある。
そんなシーズンになる可能性があるのは嬉しい。
特に、ロッテ、オリックスといった優勝から長く遠ざかっているチームの頑張りに期待したい。
長いシーズン、苦しい時期もあると思うが、秋まで楽しませてもらいたいものである。

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