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五輪反対の人がパラリンピックについて言わないのはなぜ? [ヨモヤ]

パラリンピックはオリンピックと並び称される世界的な大会となっている。
人間の限界に挑むオリンピックもすごいが、
自分の限界に挑むパラリンピックも素晴らしい。
東京2020といったら、オリンピックとパラリンピックを一体にしてとらえるのが当たり前である。
パラリンピックの意義は、今後もさらに大きくなっていくだろう。

コロナ前、「東京オリンピック」という表現を使うと、
パラリンピックもしっかり併せて記載すべき、という意見が出された。
そのとおりだと思う。

このところ、オリンピック開催に反対の声を上げられる知名度の高い方が少なくないが、
きちんと
「東京オリンピック・パラリンピックの開催に反対」
とおっしゃる方はあまりおられないように思える。
というかほとんど見かけない。
「五輪反対」としかおっしゃられない。
何故だろう。

パラリンピックのことを忘れておられるのだろうか?
まさか。
そんなことはないだろう。

オリンピックには反対だがパラリンピックには賛成なのだろうか?
そうとも思えないが、もしそうならそう言うべきだろう。

パラリンピックに反対とは言いにくい、というのだろうか。
そうだとすれば、実に潔くない。
言いやすいものには声を上げ、言いにくいものにはだんまりはいかがなものか。
反対なら反対ときちんと言うべきだろう。

改めて、
何故、コメンテーター的な立場の方々は、
オリンピック反対とはおっしゃっても、
オリンピック・パラリンピック反対とはおっしゃらないのだろう。
そこに美しくないものを感じてしまうのはうがち過ぎだろうか。

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